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【K-1 KRUSH】晃貴、武尊を彷彿とさせるパンチと膝蹴りで初防衛に成功

2019/04/19(金)UP

 Krush実行委員会
「K-1 KRUSH FIGHT 100」
2019年4月19日(金)東京・後楽園ホール

晃貴(左)が兄貴分の武尊を彷彿とさせる強烈なヒザ蹴りで隼也(右)の動きを止めた

▼メインイベント(第9試合) K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
○晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-26
●隼也ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪/挑戦者)
※晃貴が初防衛に成功。同選手は6月に両国国技館で開催されるK-1スーパー・バンタム級(-55kg)世界最強決定トーナメント出場権を得た。

強烈な右ローを放つ晃貴(右)

 晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、後輩にあたる。元々米子ジムに所属しており、武尊のキックボクシングの初師匠で武尊の高校時代の3年間、心技体を鍛え、武尊の強さの根源を作り上げてきた富村誠司会長の息子だ。現在は武尊を追いかけて上京し、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに所属。1月の王座決定戦で萩原秀斗を延長戦の末に下し、第4代K-1 KRUSH FIGHTバンタム級王座に就いた。今回が初防衛戦。

 対する、隼也は16歳でWPMF(世界プロムエタイ連盟)日本タイトル史上最年少王者となり(フライ級)、2016年11月にはバンタム級のベルトも勝ち取って2階級制覇した20歳のチャンピオン。2018年4月大会で晃貴から勝利を収めており、同年10月には敗れはしたが当時の王者・金子晃大に挑戦もしているため、今回挑戦者に抜擢された。

右のクロスをクリーンヒットさせて晃貴がダウンを奪った

 1R、序盤、キレのあるジャブ、左ミドルと攻める隼也に対して晃貴は前進して重い右ロー、伸びるワンツーをヒットさせる。中盤、距離を取って前蹴りを放った隼也のふところに晃貴が入り込み、左ジャブから右ストレートをクリーンヒット。ぐらついた隼也に、晃貴がパンチを集めていき右のクロスカウンターで先制のダウンを奪う。続けて襲いかかろうとした晃貴だったが、隼也はゴングに救われる。

 2R、勢いに乗る晃貴が前進して積極的に奥足のロー、右ミドルと散らしていく。ダウンを奪われた隼也はひるまず左ミドル、左フックをヒットさせるがパンチの打ち合いでは晃貴に分があるようで、隼也が左右のフックを繰り出してもしっかりブロックされ、返しの右ストレートを被弾してしまう。隼也は鼻から出血が見られ、ラウンド終了間際に晃貴に強烈な右ヒザをもらう。

 3R、後が無い隼也は前に出て、左右のフックを狙うが晃貴にバックステップでかわされ、逆に右ローやワンツーをもらい続けてしまう。ラウンド後半、左フックを振るわんとする隼也に対して、余裕を見せる晃貴が右のクロスカウンターをクリーンヒットさせる。ぐらついた隼也に晃貴は得意の右フック、さらには右ヒザで隼也を追い詰めたところで終了のゴング。前回のリベンジを果たした晃貴だが、KO勝利を狙っていたのか首をかしげた。

 マイクを持った晃貴は「次は6月30日、思いっきり楽しんで思いっきり盛り上げます。このままでは(K-1に)通用しないと思うのでもっと強くなります」と次回に向けて力強いコメントを残した。その後6月のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに出場が決まっている選手がリング上に上がって意気込みを語った。

6月のK-1で世界トーナメントに望む左から玖村将史、晃貴、武居由樹、玖村修平

 現K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹は「6月30日は僕が盛り上げて3試合全勝します。盛り上げるのでぜひ会場に来てください」元NJKFバンタム級王者・玖村修平は「1回戦勝ったら世界最強の武居選手とやれるので、玖村兄弟で武居選手塞ぎをしたいと思っています。そして決勝で世界最強の兄弟喧嘩をしたいと思います」第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級王者・玖村将史は「6月30日は1回戦に勝ったら晃貴選手とやれるので、KRUSH王者同士で盛り上げたいと思います」とそれぞれ意気込みを語った。


強烈なパンチで牧平(左)をぐらつかせる松岡(右)

▼セミファイナル(第8試合) K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R 延長1R
●牧平圭太(HALEO TOP TEAM)
判定3-0 ※29-27、30-27、29-27
○松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)

 牧平は、サウスポースタイルから繰り出す強烈な蹴りを武器にKrushを主戦場に活躍。2014年第3代Krush-67kg同王者となった。その後K-1出場を果たすもその後は連敗。18年にはタイトルマッチで破れ王座獲得はならなかった。しかし、11月の谷山俊樹戦では復活の勝利を飾った。

上手く牧平の蹴りを後半は攻略した

 対する松岡は、関西を中心に活躍し高校卒業後に上京。2017年からK-1グループに参戦しK-1トーナメント3位の山際和希を撃破。さらに7月に中国の超強豪ティエ・インホァに圧勝し世界にその名を轟かせた。しかし年末のK-1大阪大会では国内トップクラスの野圦正明に1RKO負けを喫し、今回が再起戦となる。

 1R、牧平が左ローキック、左ミドルを積極的に当てていくと、松岡は右ミドル、右ローを返す。距離が近くなると松岡は左右のフックを振るうがこれは牧平にガードされる。松岡は、牧平のミドルをよく見てかわす場面もあるが強力な蹴りを被弾してしまう。

 2R、1R同様に牧平は左ロー、左ミドルで相手の腕を潰しにかかり松岡の腕と腹は真っ赤になる。しかし、一気に距離が近くなったところで松岡は左右のフックをヒットさせ、右アッパーまで繋げて反撃。牧平は鼻から出血しパンチを嫌がったのか組み付きが増える。これに対してレフェリーから牧平に対して注意が与えられた。

 3R、牧平は左ミドルで先制するが、明らかに蹴りが出なくなり動きが鈍くなる。中盤、距離が近くなったところで、松岡が牧平の左ローに合わせて右フックをクリーンヒット。これにダメージがあったか牧平は後退し、松岡がショートフックからの右アッパーを連続でヒットさせる。明らかにパンチによるダメージによって組みつきが増えた牧平は、レフェリーからイエローカード、減点1を宣告される。終了間際、松岡が牧平をロープに押し込み、左右のパンチでぐらつかせたところで終了のゴング。

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