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【K-1 KRUSH】王者・晃貴、ムエタイ対策万全で1R KO宣言「無傷で勝って6月K-1に臨む」

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2019/04/17(水)UP

力強いミット打ちを披露した王者・晃貴

 4月19日(金)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.100』。同大会のメインイベント「K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ」で、WPMF日本バンタム級王者・隼也ウィラサクレック(21=WSRフェアテックス三ノ輪)を迎えて、初防衛戦を行う王者・晃貴(20=K-1ジム相模大野KREST)が所属ジムにて公開練習を行った。

 晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、後輩にあたる。元々米子ジムに所属しており、武尊のキックボクシングの初師匠で武尊の高校時代の3年間、心技体を鍛え、武尊の強さの根源を作り上げてきた富村誠司会長の息子だ。現在は武尊を追いかけて上京し、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに所属。1月の王座決定戦で萩原秀斗を延長戦の末に下し、第4代K-1 KRUSH FIGHTバンタム級王座に就いた。

強烈なパンチをミットに叩き込む

 1分1Rという短いミット打ちだったものの、豪快なパンチを叩き込んだ晃貴。「減量も今のところ良い感じで進んでいて体調もバッチリです」と目前に迫った決戦に向けて仕上がりは万全。「チャンピオンになったら隼也選手といつかはやるなと思ってたので、やっぱり来たかという感じですね」と隼也とのタイトルマッチは視野に入っていたという。

 この試合の勝者は6月のK-1両国大会にて行われるスーパー・バンタム級トーナメントへの出場権が与えられるが、「ずっとK-1に憧れていたので嬉しかったです。しかも55kgの世界トーナメントと聞いてテンション上がりましたね」と更なるモチベーションとなったようだ。

 隼也対策に関しては「相手はムエタイの選手なので蹴りの対策だったり、パンチでも蹴りでも負けないよう練習してきました。隼也選手はパンチも蹴りも出来て上手い選手だけど、自分も去年より確実にレベルアップしてるので大丈夫です」とリベンジに向け自信たっぷりだ。

憧れの武尊が出場するK-1への出場を果たせるか

 晃貴は試合前のインタビューで「冷静さが大事」と強調しているが、記者から「魔裟斗さんが良く言う『拳は熱く、頭は冷静に』という戦い方が理想か」と問われると「それが出来たら良いですけど、自分はけっこう熱くなっちゃうタイプなので、今回もガツガツ行くと思います(苦笑)。熱くなってせっかく練習で学んできたテクニックを出せなかったら意味がない。頭の片隅に冷静さを入れていきます」と改めて“冷静”をキーワードに掲げる。

 最後に「今回勝ったら6月のK-1ということで、無傷とはいかないと思うんですけど、無傷で勝って6月に臨まないといけないと思うので1RでKOします。チャンピオンとしてベルトを防衛して、しっかりKRUSHチャンピオンは強いことを証明したい」と力強い意気込みを語った。

 

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