TOP > 試合結果 一覧

【ビッグバン】駿太が圧巻の左フック一撃で防衛に成功

フォロー 友だち追加
2019/06/07(金)UP

左ジャブを突き刺す山際(左)

▼第12試合 セミファイナル 67.0kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○山際和希(谷山ジム/前Bigbangウェルター級王者、17K-1世界ウェルター級トーナメント3位)
判定3-0 ※30-26 30-27 30-26
●ジョージ(CLUB.E.D.O)

※この試合の動画(ノーカット)はこちら

山際(左)の豪快なハイキックは光った

 山際は前Bigbangウェルター級王者、初代K-1ウェルター級王座決定トーナメント3位の実績を持つ。豪快な右ミドルキックとパンチの威力に定評がある。前回はKRUSHで、プロボクシング西日本新人王の大泉翔にダウンを奪われながらもKOに沈めた。

 対するジョージはRISEの新人王トーナメントで2016年ウェルター級優勝を果たし、昨年7月にKRUSH初参戦。後にタイトルマッチに挑む松下大紀(22=K-1ジム川口TEAM SIRIUS)と対戦しKO負けを喫した。戦績は11勝(4KO)7敗1分。

 1R、ガードをしっかり固めてジャブを突き刺すジョージに、山際は右ミドルを放つ。ジョージは接近戦に持ち込もうとして前進、オーバーフックを狙っていく。しかし近距離では山際が強烈な左ヒザを突き刺しジョージはたまらずダウン。何とか立ち上がったジョージに、山際はコーナーに押し込み、右ストレート、ハイキックを当て込むがゴングに救われる。

 2R、1Rのダメージが残るジョージだが、怯まず前進。右ローを当てて離れ際に右アッパーをヒットさせる。しかし中盤以降は、山際が右ロー、左右のミドルからの接近して強烈なヒザ蹴りと、多彩かつ強力な蹴り技で主導権を支配した。
 
 3R、声援に後押しされジョージが前進するもダメージの蓄積もあってか、中々手が出なくなる。山際は強烈な右ミドルから、右ヒザまで繋げてジョージを後退させるとコーナーに押し込みパンチを連打。ジョージは何とか踏ん張って”来い”といった仕草を見せ構わず前進。しかし、蹴りを一方的にもらってしまい終盤は圧倒された形となった。判定で山際が勝利した。

 勝利した山際は「もっと圧倒して倒したかったのですけど、ジョージ選手が強かったのと自分の実力不足もあって倒せなかったです。また1から出直してきます。ここまで5勝3KOということで、8月9月がBigBangはないので、ぜひ中村プロデューサーよろしくお願いします」とK-1再出撃をアピールした。

※この試合の動画(ノーカット)はこちら


強烈な左ボディを叩き込む京平(左)

▼第11試合 61.0kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○京平(湘南格闘クラブ/Bigbangライト級王者)
判定3-0 ※29-28 29-28 30-27
●剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス)

序盤はスピードのある右ローでリズムを作った京平(右)

 京平は、現K-1フェザー級王者・村越優太と同門で湘南格闘クラブ所属。現K-1ライト級王者・林健太やKrush王者にも輝いた小澤海斗などの強豪選手と対戦。2017年は思うような結果を残せず苦しんだが、年末Bigbangライト級王者にも輝いた。しかし、前回は大岩龍矢にKO負け。今回が再起戦となる。

 剣闘士は現在K-1ジム総本部のチーフトレーナーとして梶原代表と共に選手育成に力を注ぎつつ、現役ファイターとして活動を続けている。昨年のジム対抗戦では、壮絶なKO勝利を飾ってビッグインパクトを残した。しかし、今年の初戦となった里見柚己戦では、惜しくも延長で敗れた。

 1R、京平がスピードのある右ローで先制。左ボディ、右ストレートから右ローまで繋いで、剣闘士をスピードで近付かせない。剣闘士は大振りの左フックや右ストレートを狙うが、これは空を切る。

 2R、序盤は京平がシャープなパンチからの蹴りで手数を増やしたがセコンドからの指示で剣闘士が前に出て打ち合いに持ち込む。終盤、剣闘士が狙いをすました右ストレートを当て込み京平を下がらせるが、京平がカウンターの左フックを当て返す。

 3R、序盤から剣闘士が圧力で押し込み、左フックから右ストレートを当て込むと、京平が距離を取って左ミドル、右ローを散らす。中盤は剣闘士が近距離で右ストレートを振るうが、京平の細かいワンツーや左ボディがより多くヒットした。ヒット数と手数で京平が上回り判定勝利を収めた。


豪快な右ストレートをクリーンヒットさせるNORI(右)

▼第10試合 ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R 
○訓-NORI-(K-1ジム総本部チームペガサス)
KO 1R 2分55秒 ※右ストレート
●実方宏介(真樹ジムAICHI)

 1R、NORIが左ローで先制すると、実方が距離を詰めて右ストレートをクリーンヒット。NORIを下がらせ、さらにカウンターの右フックをヒットさせる。しかし中盤、NORIがパンチの打ち合いに応戦し、よく見て相手の右フックに、左フックを合わせて先制のダウンを奪う。目つきがおぼつかないが何とか立ち上がった実方に、NORIがさらにパンチで攻め立て、最後は強烈な右ストレートで実方を完璧にマットに沈めた。

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・駿太が琢磨とタイトルマッチ、ヘビー級王者・愛鷹亮が出場決定

・“和製ムエタイ”大田原友亮、ヒジなし3R戦に向け大技練習中

・K-1やレベルスなど様々な団体から参戦、メインはヘビー級対決

・駿太と村越がヒジありルールで激突、K-1ファイターのエキシも

・セクシー衣装の元K-1ガールズ松嶋えいみ“神ボディ”を保つ秘訣は空手と有酸素運動

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

関連記事

」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > 試合結果 一覧