【ビッグバン】“和製ムエタイ”大田原友亮、ヒジなし3R戦に向け大技練習中
2019年6月7日(金)、『ビッグバン・統一への道 其の36』(後楽園ホール)に出場し、亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と、Bigbangスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝を争う大田原友亮(B-Family Neo)が、タイ・エクシンディコンジムで調整に入っている。
大田原は、1月20日の5年ぶりのラジャでのタイ復帰戦から早くも5戦を消化。5戦目は日本での『ムエローク2019 HACHIOJI』(5月19日)で、佐々木雄汰(尚武会)に快勝している。
この試合を「佐々木選手は、自分の出方をずっと伺っているようだったが、3ラウンドくらいから自分が勝てる確信が出てきた。ムエタイでは3分2分休憩だけど、ムエロークでは1分休憩でも伸び伸びと動けた。」と振り返る。
大田原はこの佐々木戦の勝利数日後にタイに戻り、このBigbangスーパーバンタム級王座トーナメント戦への調整に入っている。
タイ復帰後の5戦は全てタイで調整してきただけあり、タイの暑い気候での体重管理などに熟知している。
今回のBigbangスーパーバンタム級王座トーナメント戦は、これまでのムエタイ戦とは違い、肘無し、掴みなしの3ラウンド戦だ。
それについては「初回から確実に自分のペースを掴んでいかなければいけない試合だ。1ラウンドでも落としたら判定に大きく影響するから、言ってみれば、まず初回で確実に自分のペースをつかむことが大事かな。」と、3ラウンド戦での闘い方を分析した。
対戦相手の亀本勇翔については「K-1の系列のジム所属だという事は知っているけど、どんな選手かは全く知りません。顔も試合映像も見たことがない。いつも試合前日に気が向いたら対戦相手の映像をネットで探して対策を練るくらいです。だから今の時点では、どんな選手かは全然気にしていません。」という事だ。
取材日も、いつもながらに激しいトレーニングが続いたが、3ラウンド戦を意識した調整練習は、これまでの練習内容とは一味違ううものだった。
元オムノーイスタジアムSフライ級王者のスラチャイ・トレーナーと念入りなマススパーが続いた。
それは、これまでの5ラウンド戦とは明らかに違う間合いであり、接近戦ならではの大技の試し打ちに余念がなかった。
その大技とは何か!? ここではあえて書かないが、亀本勇翔を相手にこの大技が決まるのか? 楽しみなところだ。
(Photo&Text Hiroshi Soda 早田寛)
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