【LEGEND】北野克樹が多彩な蹴り技をヒットさせICOキック新王者に
LEGEND
「火の国格闘伝説 LEGEND 9」
2019年6月19日(水)熊本・ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
▼メインイベント 第8試合 ICO認定インターコンチネンタルスーパーライト級王座決定戦 3分3R延長2R
〇北野克樹(NJKF・誠至会/2018LEGENDトーナメント優勝、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
判定3−0 ※30−29、30−27、30−27
●マサ佐藤(名護ムエタイスクール/2017LEGENDトーナメント優勝、英雄伝説64kg級全アジア王者)
※北野が新王者に
今回で9回目となるキックボクシングイベント『LEGEND』のメインイベントでは、オランダのドージョーチャクリキが中心となって運営する国際的な格闘技組織である国際チャクリキ協会(ICO=International Chakuriki Organization)認定王座決定戦が行われ、北野と佐藤が激突。
北野は昨年6月のLEGEND 63kgの1DAYトーナメントでは決勝戦でPhoenixx祥梧(=栗秋祥梧)を1RKOで破って優勝。一方、沖縄を主戦場にする佐藤は、2017年のLEGEND 63kgトーナメントでダルビッシュ黒木を破って優勝を果たしている。
1R、佐藤は開始と同時に接近戦を仕掛けて佐藤の蹴り技封じに出る。左ボディブローを強打させたものの、北野は三日月蹴り、後ろ蹴り、ハイキックと多彩な足技をヒットさせて優勢を印象付ける。終盤にはテンカオを突き刺して佐藤を下がらせた。
2Rも、佐藤は接近戦を仕掛けて左ボディブローから顔面へとパンチを散らすが、北野は下がりながらも左ミドルを的確に当てていく。左ハイ、顔面前蹴りで佐藤は顔をのけ反る場面も。
3R、被弾しながらも佐藤は同じく前に出続けると、疲れを見せ始めた北野が組み付く展開に。佐藤も組み付いてしまい、何度もレフェリーからアグレッシブに攻めるよう両者に注意が入る。パンチ勝負の佐藤に、北野は前蹴り、ミドルで突き放して最後まで決定打を許さず試合終了。
フルマークの判定勝ちを収め、ベルトを巻いた北野は「何度か手応えのあったハイキックを入れたのですが、佐藤選手はビックリするぐらいタフで強かったです。このベルトの価値をもっと上げていけるように強くなるので応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。
▼セミファイナル 第7試合 LEGENDヘビー級トーナメント決勝戦
〇村元佑成(MOUNT HILL)
TKO 2R2分22秒 ※レフェリーストップ
●森謙太(秀心館)
※村元がトーナメント優勝
ヘビー級トーナメント決勝戦は、初戦で共にKO勝ちして勝ち上がってきた村元と森が激突。
1Rから村元がプレッシャーをかけて右ストレート。下がりながらも森はパンチを返していくが、村元が左ミドルも混ぜて前進すると森は大きく後退。
2R、被弾しながらもパンチを打ち返すタフな森だったが、村元が右ストレートをクリーンヒット。森は倒れ、レフェリーがストップ。村元がトーナメントを制覇し、賞金10万円をゲット。来年のLEGENDでK-1ヘビー級ファイターとの対戦を予定しているという。
▼第6試合 62kg契約 3分3R
〇関幸一郎(ELEPHAS)
TKO 2R1分31秒 ※レフェリーストップ
●魔離(総合格闘技宇留野道場)
1Rから関が右ストレート主体の攻めで主導権を握る。
2Rになると、関が右ストレートをヒットさせて魔離からダウンを奪う。
関はパンチラッシュを仕掛けて2度目のダウンを奪うと、最後に右ストレートをぶち込みTKO勝ちした。
▶︎次のページはWKBA世界王者の江幡兄弟のエキシビションマッチほか、全試合結果
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