【KNOCK OUT】水落洋祐が初参戦・北野克樹の足技に苦戦も勝利
キックスロード
「KNOCK OUT 2018 cross over」
2018年10月7日(日)東京・後楽園ホール
▼第1試合 64.5kg契約 3分5R
〇水落洋祐(34=はまっこムエタイジム/元REBELS 65kg級王者)
判定3-0 ※48-47、49-46、49-46
●北野克樹(22=誠至会/WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
KNOCK OUTレギュラー参戦の水落は常に観客を沸かせるアツいファイトを繰り広げる、キャリア70戦のベテラン選手。ここ最近の12試合のうち、11試合が勝っても負けてもKO・TKOという結果だ。
対する北野は初参戦の蹴り技を得意とする選手。昨年7月、ハイキックによる初回わずか13秒のKO勝ちでNJKF王座を獲得。11月にはホーストカップで多くの日本人に勝利しているタップロン・ハーデスワークアウトジムを下した。今年1月にはWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座を獲得している。
1R、北野はさっそく後ろ蹴りを繰り出し、バックハンドブローを空振りするとすぐに左ハイキックと蹴り技で魅せる。しかし、水落は落ちついて左フックを返す。ハイキック、顔面前蹴り、関節蹴りを連発する北野に、水落はなかなかパンチの距離に入れない。
2R、北野のハイに右ローを返していく水落。右ストレートからの左ボディブローもヒットさせる。圧力を強めてパンチを放つ水落に、北野はヒジで対抗するが、クリンチが多くなってきた。
3R、タイミングのいい関節蹴りで水落を転倒させる北野。その後も水落が前へ出てくるところに関節蹴りを放ち、後ろ蹴りも命中させる。さらに左右ハイキックと顔面前蹴り、水落がパンチで前へ出てくるところへヒジ。水落は右ストレートを顔面とボディへ打つ。
4R、左右ヒジ打ちを命中させた北野だが、クリンチが多く2度目の注意で減点1。顔面を腫らしながらパンチで前に出る水落に北野はヒジで必死の応戦。水落が右ストレート、左ボディブロー、左フックで追い詰めていく。
5Rも組み際にヒジを当てていく北野。しかし組みが多く、さらにタックル気味に倒してしまったため2度目の減点。北野は後ろ回し蹴りで場内を沸かせ、ヒジ打ちもヒットさせたが、減点も響いて水落が判定勝ちした。
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