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【パンクラス】ISAOが完封勝利、女子は端がライカを封じレジェンド対決制す

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2020/07/24(金)UP

元ボクシング世界3階級王者のライカを、パンチで攻めていく端(右)

▼セミファイナル フライ級 5分3R
●ライカ(RIGHT THING ACADEMY/同級2位 )
判定0-3 ※27-30、27-30、28-29
〇端貴代(和術慧舟會 AKZA/同級3位)

 ライカは2000年に女子プロボクシングでデビューし世界三階級制覇を達成、日本に女子プロボクシングの礎を築いた。14年1月に引退すると、その年からキックボクシングとMMA(総合格闘技)に参戦。今年でプロデビュー20周年となる大ベテランだ。

 対する端は2004年にプロデビュー、ストライクフォース、ROAD FC、INVICTA FCなど海外の団体で活躍してきた。07年9月にスマックガール・ミドル級王座、14年5月にDEEP JEWELS初代ミドル級王座を獲得。圧倒的なパワーとスタミナ、そして無差別級トーナメントでも優勝した寝技の実力を誇る。

 1R、プレッシャーをかけるのはライカ。だが端が組みつき、ライカを金網に押し込む。しかしライカはボディパンチとクリンチアッパーを連打し端を引き剥がしに掛かるが、端は首投げでテイクダウンを奪いチョークを狙うがブザー。1Rの採点は3者10-9で端。

 2R、ライカのパンチに合わせて端は組みつき、足を掛けてテイクダウン。だがライカはすぐに立ち上がる。しかし端はライカを腰投げで再び倒し、サイドからV1アームロック。苦悶の表情のライカだが、何とか振りほどいてこれを逃れる。しかし端はその後もトップをキープし寝技からは逃がさない。2Rの採点も3者10-9で端。

ライカの顔に端のパンチがヒット

 3R、ライカは圧力をかけパンチを飛ばしていく。だが端も距離を取り、ブロックしてクリーンヒットは与えない。ライカのパンチに端はタックルを合わせテイクダウン。ライカは逃れんと背を向けるが、端はそこを走って追い背後につきグラウンドへ持ち込んだところで終了のブザーとなる。

 判定は30-27、30-27、29-28の3-0で端。レジェンド対決を制した。

 勝利した端は「(コロナで準備など大変な時期もあったが)やっぱり気持ちが大切だと思ってました。まだコロナでお客さんも見に来れないんですけど、たくさんのお客さんに見に来てもらえるような大会が目標です」と今後の意気込みを語った。

▶次ページは中村勇太vs菊入正行、杉山廣平vs有川直毅

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