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【ボクシング】ロマゴンが打ち合い制し初防衛、通算50勝目を挙げる(動画あり)

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2020/10/24(土)UP

ローマン・ゴンサレス、写真は18年9月=Getty/eFight

 10月24日(土・日本時間)にメキシコシティのTVアステカのスタジオで行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、世界4階級王者のローマン・ゴンサレス(33=ニカラグア/王者)が挑戦者イスラエル・ゴンザレス(23=メキシコ/同級3位)に判定3-0(118-110、116-112、117-111)で勝利し初防衛に成功した。対するイスラエルは3度目の世界タイトル挑戦の伸び盛りの若手だけあり、ロマゴンがピンチに陥る場面も見られた。

 試合はロマゴンが1Rから圧力をかけて積極的に攻めていくが、相手のイスラエルは手数は少ないものの、ガードをしながら左右に身体をゆさぶり当てさせない。
 2Rにはロマゴンの飛び込んでの左フックがヒット、パンチをまとめ相手はロープを背にするが手数が減ると反撃に転じる。

 しかし、4Rにはイスラエルの右アッパーがクリーンヒット、続けて左右フックから右ストレートの3連打を被弾。ロマゴンはダメージからガードしながらも動きが止まるピンチに。連打を続けるイスラエル。しかしそこで耐え、回復を待待ち、間もなく反撃に転じるところは、さすがに打たれ強さのロマゴンだ。

 6Rにはイスラエルがボディを集中しヒットを許すも7Rにロマゴンもボディで反撃。相手の腹をえぐるボディブロー。やられたらやり返す白熱した試合に。

 以降もロマゴンが積極的に攻めアッパー、フックなどヒットすると、相手は打たれながらも亀状態で耐え、ボディも効いているのかロープを背にする場面も多いが、ロマゴンが打ち止んだ頃に猛反撃してくるイスラエル。積極制やヒット数と手数ではロマゴンというラウンドが多く、大差の判定でロマゴンが勝利した。

勝利したロマゴンはプロ通算戦績を52戦50勝2敗と、初防衛を節目の50勝で飾った。

▶︎次ページは【動画】今回のロマゴンVSイスラエルのハイライト動画

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