井岡一翔、”超攻撃型”IBF王者マルティネスとの統一戦が決定「最終的にはKOで」=7.7両国
7月7日(日)東京・両国国技館にてプロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)と、IBF王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との統一戦が行われることが22日、都内の会見で発表された。
井岡は”超攻撃型”王者マルティネスに「打ち勝ち、最終的にはKO」を目指したいと意気込んだ。
【フォト・動画】マルティネスの強打で耳が”破裂”、血がカメラに飛び散る!=前戦
井岡は昨年大晦日にホスベル・ペレスに7回KO勝利し、初防衛に成功。試合後は以前から熱望していたエストラーダ戦に動くも、交渉はまとまらず、今回の統一戦へと切り替えることになった。2度目の防衛戦となり、戦績は31勝(16KO)2敗1分。
マルティネスは22年2月、9度の防衛に成功していたヘルウィン・アンカハスに判定勝利し王座獲得。初防衛戦でのダイレクトリマッチも制した。
前へ前へと出るアグレッシブかつ打たれ強いファイターで、強烈な左フックを得意とする。今回は3度目の防衛戦となり、戦績は16戦無敗(9KO)。
井岡は会見で「黒星の中でもIBFのタイトルマッチで負けを喫している。4団体の中でも持っていないタイトルなので1ボクサーとして獲りたい」と意欲を見せる。
井岡は14年5月、IBFフライ級王者アムナット・ルエンロンに挑戦も、2-1惜敗で奪取を逃した。4階級制覇しつつもIBFのベルトだけは持っていない。
マルティネスの印象について井岡は「距離が近いファイタースタイル。打ち合えて接近戦が強い」とコメント。
試合では「彼の得意とする距離でも打ち勝たないとまとめることが出来ない。前回の試合のパフォーマンスは自信にも繋がった。積極的に攻め、最終的にはKO出来たらいい」と相手の土俵でも打ち勝ち、KOを目指したいと言う。
また5階級制覇について尋ねられると「この階級でエストラーダ選手もいるし、戦いたい選手もいる。まだ先のことで、強い気持ちも無い」とスーパーフライ級でやるべきことがあるとする。
さらに「 自分としてはベルトに興味があるのではなく、興味がある選手と戦いたい。まずはこの試合で戦いたい相手と戦えることを証明し、その後にエストラーダ選手と3団体統一が出来ればいい」とエストラーダ戦は諦めていないと語った。
井岡は来月からラスベガスでキャンプに入る。
相手のマルティネスは、井岡について「普通のライバルで、怖いという気持ちはない」と物怖じせず。
今回の統一戦は「本当に長いこと待ち望んでいた」と語り、試合では「自分の良さを全て出した試合をする。血を呼ぶかもしれない」と激闘を宣言。
続けて「自分のスタイルは脚を使って逃げたりしないもの。正面から戦って、スベクタクルな試合をする。アルゼンチンのためにタイトルを持って帰る」と強気に意気込んだ。
なおこの試合はABEMAにて独占無料生中継される。
▶次のページ:【フォト・動画】マルティネスの強打で耳が”破裂”、血がカメラに飛び散る!=前戦
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト・動画】マルティネスの強打で耳が”破裂”、血がカメラに飛び散る!=前戦
・【ボクシング】ガルシアが圧勝も体重超過に「不公平」の声、ヘイニーは再戦を要求
・ガルシアがヘイニーから3度ダウン奪い、まさかの勝利「毎晩酒を飲んでいた」ヘイニーは王座据え置きか
・朝倉未来の事務所に“元RIZINガール”東海林里咲が加入!未来が熱烈にラブコール
・女子プロレスラー福永莉子が人生初グラビア、鍛えたボディ大胆披露
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!