【ボクシング】怪物ロマゴンがマットに大の字、衝撃のKO負け=シーサケットとリマッチ
46戦全勝で4階級制覇し、今年3月にWBC世界スーパーフライ級の初防衛戦に挑んだローマン・ゴンサレス(以下、ロマゴン、30=ニカラグア/帝拳)だったが、元王者のシーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)に判定負け。しかし、この判定について論争が巻き起こったため、WBCはダイレクトリマッチ(再戦まで他の試合を組まない)を指示。
そして遂に9月9日(米国時間)、カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターにて、再戦となるWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチを迎えたが、ロマゴンはシーサケットの右フックでマットに沈み、4R1分18秒で衝撃のKO負けとなった。
1Rからシーサケットは左構えで前に前にプレッシャーをかけボディを中心に攻め、ロマゴンは様子を見て手数が少なめ。
2R、シーサケットの左ボディがロマゴンの動きを止めるが、ロマゴンも左右フックを返していく。
3Rにはシーサケットがロマゴンのパンチに構わずボディで前に出る。ロマゴンのパンチがヒットし打ち合いになるがシーサケットにダメージはない。
4R シーサケットがボディ中心に攻める。ロマゴンはしっかりガードしているが、1Rからのシーサケットのボディ攻撃のダメージがあるのかほとんど手を出さない。
開始35秒、ロマゴンが右ストレートを出したため、ガードが下がった左顎にシーサケットの右フックが炸裂しロマゴンがダウン。
立ち上がったロマゴンだったが、シーサケットの猛攻に防戦一方だったが、またもここでロマゴンが右を出したところでシーサケットの右フックが炸裂。大の字に倒れたロマゴンは立てずKO負け。リベンジはならなかった。
勝ったシーサケットは前回の試合で論争が巻き起こったことについて「あれから4ヶ月間全力で練習してきた。今回はKOができると思っていた」と言い、次戦は元WBA、元WBO王者のエストラーダと言われているが、井上尚弥とどっちに興味があるかと問われると「誰でもいい、誰も怖くない」と自信満々に答えた。
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