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マドレーヌ、40kg差のレスラーに大逆転勝ちで号泣、勝因は秘策の丸め込み

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2020/12/25（金）UP
（最終更新：2020/12/28 15:09）

マドレーヌ、40kg差のレスラーに大逆転勝ちで号泣、勝因は秘策の丸め込み

マドレーヌはシングル戦で勝利し号泣

▼プロレスリングマッチ　第5試合　20分1本勝負
○マドレーヌ（ワールド女子プロレス・ディアナ）
8分38秒、横入り式十字固め
●バンビ（フリー）

バンビのラリアットを食らうマドレーヌ。これで最後かと思われた

　MMAから現在はプロレス（ディアナ）で活動するマドレーヌが登場。

　対するバンビは身長170cm、体重は94kgと恵まれた体格を持つ。マドレーヌは身長157cm、体重51kgと身長差では13cm、体重差は40kg以上の対戦となった。

　マドレーヌはこれまで108kgの井上京子、105kgの伊藤薫、70kgの堀田裕美子といった大きく対格差のあるレジェンドレスラーには敗戦が続いている。果たしてこの体格差の選手に勝つことができるか。

　試合序盤、マドレーヌはバンビのバックを取るが、重すぎて持ち上がらない。さらには逆に投げられ上から踏みつけられてしまう。マドレーヌが立ち上がってボディアタックを決める場面もあったが相手はビクともしない。倒され下になったところからMMA出身のムーブで下から相手の腕を捕まえの腕十字で反撃するマドレーヌだが、ロープでエスケープされる。

相手のフォールを返して横入り式十字固めで勝利したマドレーヌ

　マドレーヌの打撃を軽々と跳ね返し、逆に一髪の打撃で吹っ飛ばすバンビのパワー。この体格差がある戦いに「まるで男vs女だな」という声も。

　更にバンビは反則の鞭（ムチ）も出すなど猛攻、さらにバンビの破壊力のあるカウンターラリアットを受け、マドレーヌはマットに叩きつけられる。ここまでと思われたが、フォールに行ったバンビを2カウントでマドレーヌが返しながら横入り式十字固めに入り、そして必死の3カウント。マドレーヌが大逆転が勝ちを収めた。

　「こんな大きな体重差の選手に勝ったのは初めて」と言うマドレーヌ、勝因を聞くと「とにかく体重差がある選手には隙をついた丸め込みを狙うしかない」と作戦を練っていたという。

　また、同大会の第2試合に出場したMMA時代からの友人、パインメーカー☆ウエダマオがTKO勝利を挙げていたこともあり「怖くて痛くて辛くてたまらなかったけれど、どうしても勝ちバトンを受け取りたかった。結果は勝てたけれど、内容はバンビ選手の圧勝。身体中が痛くて、弱い自分の身体が情けない、もっともっと頑張らなければ、でも嬉しい」と涙ながらに語った。

青野未来（中央）が３カウントを決め勝利。青野の右はキューティ鈴木GM

▼第6試合プロレスリングマッチ　セミファイナル　6人タッグ　30分1本勝負
鈴季すず（Ice Ribbon）＆〇青野未来（あおのみく/ActwresGirl’z）＆春輝つくし（はるかつくし/Ice Ribbon）
11分47秒、ラリアット→片エビ固め
雪妃真矢（ゆきひまや/Ice Ribbon）＆●本間多恵（ActwresGirl’z）＆清水ひかり（ActwresGirl’z）

青野がバックドロップから立ち上がった本間をラリアットで倒し、片えび固めでフォール勝ちした。

Sareee＆世志琥の「鬼に金棒」コンビが勝利

▼第7試合　プロレスリングマッチメインイベント　タッグマッチ　30分1本勝負
○Sareee（WWE Count Down）＆世志琥（Seadlinnng）
15分43秒　ジャーマン・スープレックス・ホールド
藤本つかさ（Ice Ribbon）＆●青木いつ希（ショーンキャプチャー）

　前日にビヨンドザシータッグ王座も防衛したSareee＆世志琥の「鬼に金棒」コンビ。は、序盤から青木を捕まえペースを握った。

　終盤、反撃に出た青木がコーナートップからのフットスタンプをSareeeに決める。これを返したSareeeはソバットで青木を倒し、コーナートップから青木にフットスタンプをやり返す。
　青木は自力で返すも、Sareeeはパートナーの世志琥を呼び込み連携技で攻撃。決まったかと思われたが、青木のパートナー藤本がぎりぎりでカットに。世志琥が藤本を場外に落としている隙に、Sareeeがが青木にジャーマン・スープレックス・ホールドでとどめを刺し、3カウントを奪った。