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【キック】政所仁が日畑達也にKO勝利でWBKF世界タイトル獲得、9階級のKPKB初代王者が誕生

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2021/02/15(月)UP

貞松がKPKB初代ライト級王者に輝いた

▼第4試合 KPKB初代ライト級王座決定戦 3分3R延長1R
●西本竜也(ダイアタイガージム)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇貞松宏隆(マタハリジム)
※貞松がKPKB初代ライト級王者に

 西本は空手をベースにしたファイトスタイルで蹴り技を得意とし、5戦3勝(3KO)1敗1分の戦績。対する貞松も幼少から空手に打ち込み戦績は3戦2勝(1KO)1敗。昨年11月にはK-1福岡大会に出場し、敗れはしたが高評価を得た。

 1R、内回し蹴り、バックスピンキック、左ミドルといった華麗な足技を見せる西本はパンチも積極的に振るう。冷静にブロックする貞松は右ミドルを返す。

 2R、圧力をかける貞松に、西本は左ミドル。一気に距離を詰める貞松は右ストレートをヒットさせ西本を棒立ちにさせる場面を作り優勢を印象付けた。

 3R、巻き返しを狙う西本は回転系の足技を駆使するが、パンチの回転力で上回る貞松がワンツーをヒットさせて西林は鼻血を出す。劣勢の西本は回転蹴り、パンチで前に出るが、貞松もパンチを的確に返して逆襲を許さない。

 判定3-0で勝利しベルトを巻いた貞松は「私は昨年11月3日にK-1福岡大会でKO負けして悔しい想いをしました。そしてこういう大きなチャンスをくださり、ありがとうございました。こうやって皆さんの前で死ぬ気で頑張って試合ができて良かったです。九州のキックボクシングを盛り上げていけるように頑張ります」とアピールした。


西林がKPKB初代バンタム級王者に輝いた

▼第3試合 KPKB初代バンタム級王座決定戦 3分3R延長1R
〇西林翔平(K-1ジム福岡)
判定2-0 ※30-30、30-28、30-29
●臣龍(KIZUNA田川本部道場)
※西林がKPKB初代バンタム級王者に

 西林は俊敏な動きと目の良さが印象的な選手で戦績は2戦2敗。対する臣龍は距離感とスピードが定評で4戦3勝(2KO)1敗の戦績を持つ。今後の九州の軽量級を背負っていく2人の戦いとなった。

 1Rからスピードある攻防を繰り広げる両者。西林は右ローからワンツー、臣龍はほぼパンチのみ攻撃で打ち合いにも応戦し一歩も退かない。

 2Rもパンチ主体の臣龍に、西林はヒザ蹴り、接近戦を仕掛けて打ち合いを呼び込む。お互い激しく打ち合ったところで2Rが終了。

 3R、距離を取って左フックの臣龍は徐々に手数が減る。ガンガン前に出る西林は右ローをテンポよく当て削っていく。足にダメージを感じさせる臣龍に、最後まで右ローを当てた西林が判定で勝利しベルトを獲得した。

 マイクを握った西林は「プロ初勝利でチャンピオンになりました。こんな選手はなかなかいないと思います。連敗中の僕に九州のタイトルマッチという大きなチャンスをいただきありがとうございます。サポートしてくれた皆さんに感謝しています。僕はこれからK-1で活躍していきたいので、西林翔平を覚えていて下さい」と挨拶した。


堤がKPKB初代ミドル級王者に輝いた

▼第2試合 KPKB初代ミドル級王座決定戦 3分3R延長1R
〇堤徹(SWTK)
判定3-0 ※30-29、30-27、30-28
●ロペス薩摩(薩摩ジム)
※堤がKPKB初代ミドル級王者に

 空手ベースの堤は7戦3勝2敗2分。対するロペスは昭和のキックボクシングを体現したいというベテランファイターで45戦30勝(14KO)13敗2分の戦績を持つ。

 1Rから堤が右ローからパンチ連打でロペスを下がらせる。ガードを固めるロペスは左ミドル、左ストレートで反撃の糸口を掴みたいが堤の連打が上回る。

 2R、堤がパンチで連打でコーナーに追い込む場面を作り優勢を印象付ける。ロペスは左ストレートを強振するが決定打はない。

 3R、細かいパンチ連打を見せる堤に、ロペスはガードを固めながら左ロー、左ストレートで突進するも、堤に押し負けてしまう。最後まで手数の落ちない堤が前に出続け判定勝ち。ベルトを巻いた堤は「今日は大変な状況の中に試合を組んでいただきありがたいと思ってリングに立ちました。久々の試合で気持ちを前面に出せず悔いが残ったので、もっと練習して強くなって試合をしたいと思います」とマイクアピールした。


宮森がKPKB初代ウェルター級王者に輝いた

▼第1試合 KPKB初代ウェルター級王座決定戦 3分3R延長1R
〇宮森聡(ダイアタイガージム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●手嶋道男(インタージム)
※宮森がKPKB初代ウェルター級王者に

 宮森は前PRINCE REVOLUTION-67kg王者で戦績は9戦5勝(3KO)2敗2分。対する手嶋は6戦6勝(4KO)の無敗ファイター。

 1R、左右ローを出しながら圧力をかける宮森は、終盤に右ストレートでダウンを奪う。2R、ローを多く出す宮森に、手嶋も左ロー、左ストレートを返すが下がってしまう展開に。

 3R、飛び込みながらの左アッパー、右ローと次々と攻撃を当てる宮森に、手嶋は下がりながらも左ロー、打ち合いにも応戦するがペースを握れない。最後まで宮森がKO狙いで前に出続け試合終了。

 ダウンを奪った宮森が判定勝ちでタイトルを獲得した。マイクを握った宮森は「手嶋選手は強かったので怖さがあり、なかなか手が出せずしょっぱい試合になりました。第4試合に同門の西本竜也が出場します。彼は強いし、面白い試合をするので楽しみにして下さい。めちゃイケメンです」とアピールした。


▼オープニングファイトKPKBスーパーウェルター級王座次期挑戦者決定戦3分3R延長1R
〇栗原陵(MSKC)
KO 2R 2分19秒
●竜一(BLAED.)
※栗原が次期挑戦権を獲得

 2戦1敗1分の栗原と、今回がプロデビュー戦の竜一のタイトル挑戦権を懸けた一戦。

 1R、お互いにローで探り合う展開。終盤には栗原が左ミドルを連発させるが、まだ差はない。

 2Rに竜一がパンチで詰めるが、これを凌いだ栗原がカーフキック二連打でダウン奪取。さらにカーフキックでダウンを追加した栗原はガムシャラに突っ込んでくる竜一を強引に倒すと、もはや足を効かされた竜一は立ち上がれず。

 KO勝ちし次期挑戦権を獲得した栗原は「YouTubeしているのでチャンネル登録お願いします。最近ベルトを買おうと思っているのですが、なかなかいいのが見つからないので次のタイトルマッチでベルトを獲ろうと思います」とアピールした。

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