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【BOM】朝陽が伏兵PONちゃんに苦戦も判定勝利、名高は左ヒジ一撃で貫禄の初回KO=4.11第1部

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2021/04/11(日)UP

健太が晃希を3度倒し決勝進出

▼第8試合 BOMスーパーライト級(63kg)王座決定トーナメント3分3R(延長あり)(肘あり)
○健太(E.S.G.)
TKO 2R2分45秒 ※スリーノックダウン
●晃希(Team SRK)

晃希もアグレッシブに攻めるが健太に一歩及ばず

 健太は長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、90戦近いキャリアを誇る。近年では、世界の強豪が揃うONEにも参戦し、着実に実績を積んでいる。2020年は波に乗れず、ONEでのセンマニー戦を含め3連敗と勝ち星無し。今年2月に髙橋一眞を判定で下し再起を果たしている。

 対する晃希は宮城のDRAGON BOXING STADIUMを主戦場とし、DBS二冠を含む八冠を獲得したベルトコレクターだ。前戦の昨年11月にはDBSとRKSのダブルタイトルマッチに挑むも、KJヒロシにTKO負けを喫している。今回が再起戦であると同時に、新たなベルトを腰に巻くチャンスとなる。

 1R、ステップを踏んでリングを回る晃希を追う健太。左右の細かいローで晃希の足を削り、晃希は長いジャブから左右ミドルを返す。晃希をジャブ、左右ローで追う健太。

健太は恒例の勝利のマッスルポーズ

 2R、パンチで距離を詰める健太。足を使う晃希に至近距離から右縦ヒジ。パンチで応戦する晃希に右ショートストレートでダウンを奪う。立ち上がった晃希を青コーナーに詰めパンチを連打。左フックをヒットさせ、フォローの右ハイキックでなぎ倒すように2度目のダウンを奪う。立ち上がった晃希へ健太がパンチをまとめ、左フックを浴びた晃希が崩れ落ちるように3度目のダウン。スリーノックダウンで健太がTKO勝利を勝ち取り、トーナメント決勝へコマを進めた。

▶︎次ページは、KJヒロシ vs NOBU BRAVELY戦

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