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【大和ジム50周年大会・結果】タップロンが肘打ちで大和哲也の鼻を折りTKO勝利、匡志、中野椋太はKOで新王者に

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2021/07/14(水)UP

マキは1R,右ストレートで先制のダウンを奪う

▼第6試合 60Kg契約3分3R(延長1R)
●HIRO YAMATO(大和ジム/NJKFFスーパーフェザー級2位)
判定3-0(30-27、29-28、30-27)
○マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI/HOOST CUP日本ライト級王者・元ムエタイルンピニースタジアム2冠王)

HIROも反撃する

 NJKFスーパーフェザー級2位のHIRO YAMATOがホーストカップ日本ライト級王者マキ・ ピンサヤームにノンタイトル戦で挑んだ。実に 20 歳の年齢差のある一戦となったが、この日 に向け盟友マキ・チャーチャイとともに猛練習を積んできたピンサヤームは 41 歳とは思えぬ 動きを見せる。
 1Rには静粛を打ち破るような流れの中で右ストレートをドーンと炸裂させ、HIROから先制のダウンを奪う。

マキの肘打ちが入る

 2R、劣勢を挽回しようと懐に入ってくるHIROに対して、ピンサヤームはカ ウンターの楯ヒジを狙っていく。2分過ぎ、HIROはショートの右を連続してヒットさせ、セコンド についた守永光義会長の「爪痕を残して来い」というゲキに応える。
 しかし、その後ピンサヤームはセコンドの「フィームー」という指示通り、HIROの攻撃を受け 流しながら時折カウンターを返していく無理をしない戦法にシフトチェンジ。無理をせず判定勝ちを収めた。HIROは爪痕を残せたのか。


滝口(左)が接戦を制した

▼第5試合 ウェルター級3分3R(延長1R)
●洋輔YAMATO(大和ジム/NJKFウェルター級王者)
判定0-3(三者とも30-29)
○滝口幸成(キングムエ/WMCインターコンチネンタルウェルター級王者)

バックハンドブローの洋輔YAMATO

 NJKFとWMCインターコンチネンタルの現ウェルター級王者同士の一騎討ち。リングネーム の通り、洋輔YAMATOが大和ジム所属ならば、滝口幸成は大和ジムの流れを汲むキングム エ所属の和製ナックモエ。いわば、大和ジムの遺伝子がぶつかり合うとという記念興行らしい 一戦となった。
 お互い相手の攻撃をかわして入るスタイルは大和ジムの基本というべき闘い方だ。

3R、アグレッシブに攻める滝口

 2Rまで は両者ともバランスも良くほぼイーブンだったが、勝負の分かれ目は3Rに訪れた。

 滝口は 攻撃をヒザとタテのヒジ打ちに絞り、先手先手で仕掛けていく。この攻撃を洋輔は途中からサ バききれなくなり、試合終了のゴング。3Rの攻勢がモノを言って、滝口の右手が上げられた。

▶︎次ページは元NJKFバンタム級王者の俊YAMATOの引退試合ほか全結果

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