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【スックワンキントーン】カイトがポンちゃんをヒジで切り裂き2連勝、ベテラン水野志保がKOKOZをヒザで攻略し判定勝利

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2021/07/29(木)UP

響が元TENKAICHI王者・宮坂を撃破

▼第6試合 53kg契約 3分3R
●宮坂桂介(ノーナクシン東京)
判定0-2 ※28-29 29-29。28-29
○響エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)

試合をコントロールした響の右ミドル

 宮坂桂介は沖縄のキックボクシングプロモーション「TENKAICHI」で活躍。2016年11月にバンタム級王座を獲得した。18年9月にはWPMF日本フライ級王者・ローズ達也からダウンを奪う快勝を見せ、一躍その名を轟かせた。今回からノーナクシン東京へ移籍し、東京の地で新たなスタートを切る。

 対する響は17歳の若きムエタイ戦士。アマチュアでは74戦68勝のレコードを記録し5冠を達成。20年2月のプロデビュー戦ではKO負けとほろ苦いスタートを切るも、4戦目でMA日本フライ級王座を獲得した。前戦は今年5月の『BOMBERS001』におけるWMC日本ライトフライ級王座決定戦で、デビュー戦の相手である天馬と2度目の対戦。2R KO負けを喫し、王座奪取はならなかった。今回が再起戦となる.

移籍初戦の宮坂の左ミドル

 1R、宮坂が左ジャブから右ロー。響は右ミドルで応戦する。左ローで牽制した宮坂がかぶせるような右フックをヒットすると、響はヒザをつくがノーダウン。距離を詰める宮坂が左ミドルで圧力をかけると、響は右ミドルで突き放す。

 2R、宮坂が細かい左ローからワンツー。打ち終わりに響が重い右ミドルを合わせる。宮坂がフェイントをかけながら左ミドルから左ジャブ。打ち終わりに距離を取る宮坂へ響は右ミドルで追撃。ラウンド終盤には組んで双方ヒザを交換する。

 3R、響が圧力をかけ左ミドル。宮坂は距離を詰め右縦ヒジを見せると、響は首相撲からヒザを突き上げる。右ミドルの打ち合いに応じるのは宮坂。宮坂の左ミドルをすかし響がワンツー。響が距離を取りワンツー。宮坂は追いかけ右フックを振るう中、試合終了のゴングが鳴った。

 判定は2者の支持を受けた響の判定勝利。左右ミドルを効果的に使った響が再起に成功した。

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