【海外MMA】カウンターパンチから怒涛の20発パウンド弾！初回TKO勝利でマーレムがライトヘビー級新王者に=BRAVE/イタリア

2021/08/04（水）UP
（最終更新：2021/08/04 12:50）

　8月2日（日本時間）にイタリア・ミラノで開催された総合格闘技（MMA）イベント『BRAVE CF 52』メインイベントのライトヘビー級王座決定戦で、モハメド・サイード・マーレムが、ミドル級王者のモハンマド・ファフレディンを初回TKOで下し、新王者に輝いた。

　マーレムは19年にBRAVEに参戦し2戦全勝するなど、現在6連勝中。対するファフレディンは17年にBRAVEに参戦し、昨年にBRAVEミドル級王座を戴冠。今回のライトヘビー級の王座戦で、団体初の2階級制覇を目指す。

　試合は序盤、マーレムがオーバーハンドを振りながらタックルを仕掛けると、ファフレディンがギロチンチョークで対処するなど、グラウンド勝負に行きたいマーレムと、スタンド勝負を望むファフレディンの一進一退の攻防が見られる。

　1R終盤、マーレムの右オーバーハンドに頭を下げながら右ローを放ったファフレディンだが、マーレムの返しの左フックがファフレディンの顔面を直撃！

　ファフレディンも右ローから左フックを放っていた為、カウンターとなったこの強打を受けたファフレディンが後方に大きくダウン。マーレムがそこから鉄槌とパウンドを落とし続け、レフェリーが試合を止めた。

　マーレムの20発以上の怒涛の連打は後頭部にヒットする場面も見られたが、1R4分21秒TKO勝利で、マーレムが37歳にして、初の世界王者のベルトを巻いた。

 

【勝者 選手データ】（2021年8月4日現在）

モハメド・サイード・マーレム（37歳・Mohamed Said Maalem・スイス/アルジェリア）
身長183cm、階級：ライトヘビー
戦績：12勝(6KO)3敗（TAPOLOGY参照）

 

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