【ベラトール】ハリトーノフがタップアウトで逆転一本負け！ヒザ蹴り＆パウンド＆チョークスリーパーの地獄のフルコース

2021/08/22（日）UP
（最終更新：2021/08/22 11:55）

Bellator MMA
『BELLATOR 265』
8月21日（土・日本時間）米国サウス・ダゴダ州

▼メインイベント／ヘビー級
○シーク・コンゴ（フランス）
一本　2R4分59秒　※リアネイキッドチーク
●セルゲイ・ハリトーノフ（ロシア）

　ハリトーノフはPRIDE、K-1、ベラトールなどで活躍してきたレジェンド。昨年11月にUAEドバイで開催された『Parus Fight Championship』で新ヘビー級王者となったが、その数日後、モスクワのイベントに出席した際に知人の格闘家に殴打され左眼窩底と鼻骨を骨折する大怪我を負った。今回はそこからのMMA復帰戦となる。

　対する、現在ヘビー級3位のコンゴはUFC、ベラトールとMMAメジャーを渡り歩き、ミルコ・クロコップらに勝利した事のある豪腕ストライカー。過去2戦はタイトル戦での無効試合やスプリット判定など勝ちがないが、ヘビー級世界トップの実力は健在だ。

　1R、ハリトーノフの左ジャブがクリーンヒットし、コンゴが片ヒザをつくが、直ぐに立ち上がる。終盤、ハリトーノフの右フックから右アッパーカット、そしてパンチをラッシュ。

　2R、ハリトーノフは重圧をかけながら強力なジャブでコンゴを圧倒。コンゴがタックルを仕掛けるが、ハリトーノフは上手くディフェンスする。

　しかし、残り1分半、コンゴの狙いすました右ストレートがヒットし、ハリトーノフが体勢を崩すとコンゴが反撃。コンゴがバックに回りながら、ハリトーノフをケージに押し付け、パンチを叩き込む。

　正対すると、コンゴがヒザ蹴りを連打。足をすくいながらテイクダウンし、マウント状態からパウンド連打。嫌がるハリトーノフが背を向けると、コンゴが最後の力を振り絞るようにチョークスリーパー！

　ゴングが鳴る直前、ハリトーノフがマットを叩いてタップ。劇的な逆転劇、会場は大爆発した。

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