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【シュートボクシング】奥山貴大が阿部路人を破る、佐藤執斗はサンチャイ・TEPPENGYMに判定負け

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2021/10/25(月)UP

プロデビュー戦で森本(左)に承知した神谷(右)

▼第6試合 MAXFCルール 63.5kg契約 2分3R
●森本大樹(CRISSCROSS)
判定0-3 ※26-30、27-30、26-30
〇神谷定(サムライジム)※プロデビュー戦

 MAXFCルール4試合目は、森本大樹と神谷定の顔合わせとなった。神谷は優良の実弟で、フルコンタクト空手の実績は十分。今回がキックデビュー戦となる。蹴りとパンチの交錯が、好勝負を呼ぶことになりそうだ。

 1R、神谷はいきなり左フックでダウンを奪う。立ち上がった森本は、パンチ連打。神谷は右ハイキックで追撃。森本は右フックを返す。テンポが速い。神谷は左、右フックから左ボディブロー。森本は、左右のローキック。神谷が後ろ廻し蹴りを放ったところで、ラウンド終了。

 2R、右ハイキックの森本。神谷は左フック。森本はローキック。神谷は右ハイ、ローキックで攻撃。神谷は空手の選手だが、パンチが鋭い。森本はパンチから蹴りにつなげるが、神谷の左ショートフックが顔面をとらえる。パンチのスピードは、神谷の方が速い。

 3R、神谷の左フックが顔面をとらえ、森本が後退。そこへ後ろ廻し蹴りの追撃。森本は左右のフックで逆襲するが、これは当たらない。神谷は右フックをヒット。森本は下がらずに前へ出るものの、神谷のパンチで防戦一方に。判定決着は、3-0で神谷が勝者となった。神谷は前半戦のMVPにも選ばれた。神谷は、「今日はデビュー戦ということで緊張していたので、無事に勝ててよかったです。これからも頑張りますので、応援をお願いします」とコメント。


菊地(右)との接戦を制した世莉JSK(左)

▼第5試合 MAXFCルール 45.5kg契約 2分3R
●菊地美乃里(GONGGYM坂井戸)
判定1-2 ※29-28、29-28、28-29
〇世莉JSK(治政館)

 女子新鋭の対決となった菊地と世莉。レベルの高い攻防ができると評判の両選手が激突した。

 1R、世莉は左ミドルキック、右ローキック。菊地は右ストレート。出入りでリズムをとる菊地は、パンチを打ちながら懐へ入ると、ヒザ蹴りへつなげた。世莉は前蹴り、左ミドルキックで攻撃。ほぼ互角の展開となる。

 2R、前へ出る世莉は、ミドルからヒザ蹴りのコンビネーション。菊地はパンチを打ちに行くが、距離を潰される。前蹴りからヒザへつなげる世莉。

 菊地はパンチで攻めるがクリーンヒットしない。近い距離でパンチを連打したい菊地だが、なかなか自分の攻撃ができなかった。

 3R、横蹴りで入り、ヒザ蹴りにつなげる世莉。菊地はローキックで崩しにかかる。ローからパンチにつなげたい菊地。世莉は前蹴りからヒザを徹底する。横に入ってパンチを放ちたい菊地だが、不発に。両者、大きな差がなく試合終了。判定2₋1で世莉が勝者となった。

▶︎次ページは、和泉マチェッター遼vs黒柳大稀、オープニングファイト3試合

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