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【NJKF】山浦俊一がWBCムエタイ王座防衛、女子は2人の新王者誕生

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2021/11/07(日)UP

羽賀(左)がローキックを蹴る。鋭い蹴りで攻めたが、引き分けとなった

▼トリプルメインⅡ スーパーファイト 57kg契約 3分3R
△波賀宙也(立川KBA/IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者)
判定1-1 ※30-29、28-29、29-29
△クン・ナムイサン・ショウブカイ(タイ/尚武会/元MAXムエタイ55kg級王者)

 波賀はNJKFスーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、IPCCインターコンチネンタル60kg級王座など数々のタイトルを獲得。19年9月にトンサヤーム・ゲッソンリットを下し、IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王座をものにした。昨年2月、フアサン・オーユッタチャイをヒジ打ちで下し、21年9月には大田拓真と対戦したが、判定負け。今回が再起戦となる。

 対するナムイサンは、小学生の時からムエタイを始め、キャリアは20年のベテラン。得意技は首相撲からのこかしやヒジ打ちだ。MAXムエタイの元55㎏級チャンピオンの肩書きを持つ。「波賀は背の高い選手ですが、首相撲からヒジで勝ちます」と、勝利宣言している。

 1R、両者ともサウスポー。波賀が左ローを起点に攻める。ナムイサンはガードを上げて首相撲へ。波賀は首相撲からの左ヒジ打ちをヒットさせると、左ミドル、ヒザ蹴りで攻める。

 2R、ナムイサンは初回よりもパンチを多用。左右のフックを見舞うナムイサンに、波賀は左ミドル、ローを散らす。ジャッジ1名が19-19のイーブン、2名が20-19で波賀を支持する。

 3R、ナムイサンが声を上げながら右ミドルで先制。波賀は左ロー、ミドルを蹴り込む。ナムイサンは首相撲の展開で右ヒジ打ちを見舞う。波賀は左ローをヒットさせた。ジャッジは3者3様となり、この試合はドローとなった。

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