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【ボクシング】カネロが豪快KO!「仕留めに行った」プラントを病院送りに

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2021/11/07(日)UP

カネロが11R、プラント(右)に2度のダウンを奪い豪快KO勝利(C)Getty/WOWOW

 11月6日(日本時間7日・米ラスベガスのMGMグランド)、世界スーパーミドル級4団体統一戦で、3団体(WBAスーパー、WBC、WBO)同級王者のサウル“カネロ”アルバレス(31=メキシコ)がIBF同級王者カレブ・プラント(29=米)から、11Rに2度ダウンを奪いTKO勝利した。
 カネロは今回が記念すべきプロ60戦目で史上6人目、この階級では初の4団体統一王者となった。

【動画】カネロの豪快KOシーン! プラントがついに沈む

 序盤はいい動きをしていたプラントだったが、カネロが10Rに右ボディを効かせ、背中を丸めて耐えるプラント。そして11Rに強烈な3連打、右フック、下を向いたところに右アッパー!倒れていく瞬間にさらに左アッパーでついにプラントがダウン。そして立ち上がったプラントに連打、上からの右ストレートでたまらず仰向けに倒れ、レフェリーが試合をストップ、カネロのTKO勝ちとなった。

 立ち上がったプラントはカネロと軽く会話を交わしリングを降りた。米スポーツメディアESPNの報道だと病院に運ばれ、念のため入院するという。カネロと前戦5月で戦ったビリー・ジョー・ソーンダースが検査の結果、眼窩底を3カ所骨折していた。プラントも大きな怪我がないように祈りたい。プラントの試合後の会見は行われなかった。

 カネロはこのKOについて試合後の会見で「トレーナーのエディ(レイノソ)は、最後の2ラウンドはゲームプランに従うようにと言っていた。それに従うしかなかった。彼はすでにダメージを受けていて、仕留めにいったんだ」と語っている。
 最後の2ラウンドはプラントは被弾が多く、防戦一方となり、カネロの豪快KOで会場は大盛り上がり。

 カネロは「ここまでの道のりは簡単ではありませんでした。でもみんなが応援してくれて家族がいてチームが支えてくれて、ここまで来ることができました。これは皆さんのため、メキシコの皆さんのための勝利です。メキシコの歴史を作ることができました。本当に嬉しいです」とメキシコ人初の4団体制覇を喜んだ。

 なおこの模様は明日8日(月)21時よりWOWOWライブでリピート放送される。

▶︎次のページは【動画】カネロの豪快KOシーン! 気になるスコアカードも

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