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【NJKF】山浦俊一がWBCムエタイ王座防衛、女子は2人の新王者誕生

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2021/11/07(日)UP

山浦(右)が強烈なヒジ打ちを見舞う、日本王座の防衛に成功した

ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF 2021 4th』
2021年11月7日(日)東京・後楽園ホール

▼トリプルメインⅢ WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
◯山浦俊一(新興ムエタイ/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※50-47×2、50-46
●久井淳平(多田ジム/WBCムエタイ日本スーパーフェザー級1位)
※山浦が王座防衛に成功

 山浦は元B-FAMILY NEO所属で、大田原兄弟と共に中学時代はWINDY SUPER FIGHTで活躍。5年のブランクを経て2017年に復帰すると、19年9月にNJKF大阪大会でNJKFスーパーフェザー級タイトルを獲得、20年12月には『INNOVATION』でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座を戴冠している。

 対する久井は、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級1位のランカー。2019年3月にINNOVATIONスーパーフェザー級王座を獲得している。トリッキーなパンチを見せるファイターだ。

 1R、久井がスイッチしながら構える。山浦は左ローを強打し、左フックから右ストレート。久井も右ローを蹴りながら様子を伺う。2Rは山浦が左ローを強打。久井も前蹴り、右ローを蹴り返す展開に。

 3R、山浦も左にスイッチして左ロー。山浦が右のヒジ打ちを2度ヒットさせると、久井も左ヒジを返す。山浦が首相撲から久井をこかせる。終盤には右のバックブローをヒットさせた山浦。ジャッジ3名は30-28で、山浦を支持する。

 4R、山浦が右のヒジ打ち、左右のローと攻撃を散らす。久井も右のクロスカウンターをヒットさせるが、山浦が右のボディストレートをはじめとする細かいパンチとヒジ打ちでペースを維持する。

 5R、首相撲の展開から山浦が、久井を何度もこかせる。パンチをまとめていく山浦は、右ミドル、左フック、右ヒジ打ちを攻撃を止めない。久井は右ヒジ打ち、右フックを見舞うが山浦が圧力、ヒット数共に上回る。最後は山浦が左ハイキックを放ったところでゴングが鳴った。

試合前インタビューに語っていたように王座を防衛して、娘たちと写真に収まった

 王座防衛を果たした山浦は「2連敗中でしたが、来てくれた皆様ありがとうございました。タイトルを防衛出来たので次のステップに進ませてください」と語った。

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