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【NJKF】防衛戦の山浦俊一と挑戦者・久井淳平が激突! 「勝ってベルトを巻いて子どもたちと写真を撮りたい」(山浦)=11.7後楽園

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2021/11/05(金)UP

山浦俊一と挑戦者・久井淳平

 11月7日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2021 4th』。本大会のトリプルメインⅢにて行われる[WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ]に出場する、王者・山浦俊一(新興ムエタイ)と久井淳平(多田ジム)のインタビューが主催者より届いた。

 山浦は昨年12月の『INNOVATION』で葵拳士郎を破り同王座を獲得した。

葵との接戦を制しWBC日本タイトルを獲得した山浦(左/2020年12月)

 今回の防衛戦について「特に僕が目指してたWBCっていうベルトなので、必ず防衛して次のステップに行きたいなっていうのはあります。勝ってベルトを巻いて子どもたちと写真を撮りたいっていうのが一番強いです。僕、一度現役から離れているんです。それで5年ぶりぐらいに復帰してるんですけど、その理由が結婚して子どもが生まれて、子どもの前でベルトを巻きたいっていうのが目標だったんです」と語る。

「ただ1回目のベルト(NJKF王座)が大阪で、WBCのベルトもコロナ禍で新宿だったので連れて行かなくて、まだその夢が叶えられてないので。今回やっと後楽園ホールになったので、ベルトへの執着はすごいあります」と、ベルトを巻いて子供と写真を撮るためにも気合が入る。

蹴りを放つ山浦(2019年2月)

 対戦相手の久井の印象を「背丈が高くて手足が長いっていう印象しかないですね(笑)。動画を1度見たんですけど、気になったことはなかったです」とし、「多分サウスポーだと思うんですけど、たまにスイッチする選手なんだなっていう印象はありました」と、あまり気にしていない様子。

 そして「僕はいつも相手の映像を1度とか2度しか見なくて、作戦を立てないタイプなんです。大体1ラウンド目を戦って2ラウンド目で調整して、自分のファイトスタイルに持ち込んでいく感じなので、特に対策練習とかはせず、いつも通りの練習をしているだけです」と、自分の試合と練習方法についてコメント。

 最後に「NJKF今年最後の後楽園のメインイベントを任せられたので、しっかりWBCのベルトを防衛して、インターナショナルだったり次のステップに進みたいと思います」とメッセージを送った。

 対する久井は2019年3月にINNOVATIONスーパーフェザー級王座を獲得している。

前蹴りをピンサヤームの顔面に放つ久井

 対戦相手の山浦については「KO勝ちもそんなにないし、攻撃とかこれといった印象はないです。前回、前々回とピンサヤームとやっているので、実力的には比べたら落ちるかなと思ってます。自分の攻撃パターンをぶつければ山浦選手もやりづらいと思います」と自信を見せる。

 そして「攻撃としてはカーフキックや三日月蹴り、パンチより足技ですが、一番は技というより“やり辛さ”です。通常が100だったら130ぐらいの距離に持ってきたり、わざと止まって動かなかったり、そういう訳の分からないことを自分の中でやっている部分があります。それはもうスパーリングの時からやっていて、スパーをして「やり辛い」って言わなかった人はいないです。そこは自信があります。試合でも、みんな「次やったら勝てるのに」と言いますが、そこまで思わせるのが自分のいやらしさです」と自身の強みを語る。

トリッキーな打撃で攻める久井(右/2019年3月)

 最後に、16歳の息子もキックボクシングをしており、来年プロにしようと思っているという久井は「今のこんな中、大阪から結構な人数が、自分のキックに関わった人はほとんど見に来てくれるので感謝でいっぱいです。それが嬉しくて練習にも気持ちが入ってます。どれだけ泥臭くても最後の1秒まで諦めない気持ちで、ほんまに負ける訳にはいかないです。必ず獲ります」と意気込んだ。

 NJKF後楽園大会2021年最後となる試合でベルトを巻くのは果たしてどちらか。

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