【UFC】DEEP王者ビクター・ヘンリーがUFCデビュー戦勝利！実力者バルセロスを打撃で圧倒

2022/01/23（日）UP
（最終更新：2022/01/23 18:39）

　1月23日（日・日本時間）米国カリフォルニア州アナハイム ／ホンダ・センターで開催された総合格闘技イベント『UFC270』のバンタム級マッチにて、DEEPバンタム級王者・ビクター・ヘンリー（34=米国）が、ラオニ・バルセロス（34=ブラジル）を判定3-0で下し、UFCデビュー戦勝利を飾った。

【動画】DEEP王者ヘンリーの激闘に会場大歓声！右ストレートで相手の顔が跳ね上がる

　ヘンリーはジョシュ・バーネットを師匠に持つ現DEEPバンタム級王者。19年3月のタイトル戦で当時王者だった元谷友貴に挑戦し、大激闘の末に判定勝利で王座獲得。昨年2月の「RIZIN.21」では“日本裏最強”の呼び声高い金原正徳をTKOで下した。また、同10月に一本勝ちで、米国MMA団体「LFX」のLOXFバンタム級王座を戴冠した。

　対するバルセロスは18年からUFCに参戦する実力者。両者は当初、昨年12月に対戦する予定だったが、ヘンリーがコロナウィルス検査で陽性となり、順延となっていた。

　試合は序盤、先手を取るバルセロスのペースで流れるが、1R中盤にヘンリーがワンツーをヒットさせ反撃。ラウンド終盤にはパンチやヒザのラッシュで攻め立てる。

　2R、ダメージが残るバルセロスが失速すると、ヘンリーがハンドスピードと手数で上回り、スタンド勝負で圧倒。前蹴りからのパンチコンビネーションが次々にヒットする。

　最終3R、逆転を狙うバルセロスが、鼻血を流しながら前進。ヘンリーは下がりながらもジャブを的確にヒットさせる。両者ともに疲労困憊の状態で、パンチを出し続け、終了のブザー。

　判定は三者共に30-27のフルマークでヘンリーを支持。DEEP王者がUFC初挑戦で白星を手にした。

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