【UFC】フィゲレードがフライ級王座奪還!激闘の末にモレノとの雪辱戦を制す
WME-IMG
『UFC 270』
1月23日(日・日本時間)米国カリフォルニア州アナハイム /ホンダ・センター
▼UFCフライ級タイトルマッチ
●ブランドン・モレノ(メキシコ/王者)
判定0-3 ※三者とも47-48
〇デイブソン・フィゲイレード(ブラジル/挑戦者)
※フィゲイレードが新王者に
王者・モレノは柔術をベースに19勝のうち11の一本勝利を持つが打撃でもKOできる力を持つオールラウンドファイターで現在5連勝中。元王者にして挑戦者のフィゲイレードも打撃・寝技全てができるコンプリートファイター。20勝のうち17のフィニッシュ勝利(9KO、8サブミッション)を持ち、前戦でモレノに敗れてベルトを失うまではドローを含めて3度の防衛に成功していた。
両者は20年12月の『UFC 256』で当時の王者・フィゲイレードと挑戦者・モレノとしてタイトルマッチを行い、フィゲイレードがドロー防衛。昨年6月の『UFC 263』で再度タイトルマッチが行われ、モレノがリアネイキッドチョークで一本勝ちし、王座を獲得した。今回の3度目の対戦は、王者・モレノと挑戦者・フィゲイレードとしての対戦となる。
1R、パンチで前に出て組み付いたのはモレノ。ケージ際で四つの展開が続き、離れ際にモレノがフックを放つ。ローで入るフィゲレードにモレノはフックを合わせる。だらりとガードを下げた構えからワンツーで前に出るモレノ、しかしフィゲレードはそこにタックルを合わせてテイクダウンする。モレノもすぐに立ち上がり再びスタンドに。一進一退で1ラウンドが終了。
2R、前に出るのはフィゲレード。モレノのパンチをかいくぐってシングルレッグタックルに行く。パンチのタイミングを窺うモレノに、フィゲレードはカーフキックを蹴っていく。バックキックはフィゲレード、しかしモレノはその蹴り足を掴んでテイクダウン。フィゲレードはすぐ反応し立つ。
3R、モレノが蹴りに来たタイミングで胴に組み付きテイクダウンを奪ったフィゲレード。しかしモレノはケージに背を預けて立ちあがる。離れるとフィゲレードがパンチを当てモレノをぐらつかせるが、逆にモレノも左を当てフィゲレードがぐらつく。フィゲレードのカーフキックでモレノが転倒する場面も。そしてラウンド終了間際、フィゲレードの右ストレートが入りモレノがダウン。
4R、フィゲレードがバックスピンしてのローキックなどトリッキーな動きも混ぜながら一発のタイミングを狙う。終盤組み付いたのはフィゲレード、スタンドでバックに付きテイクダウンを狙うがモレノも向き直り突き放す。
5R、組み付いてテイクダウンに成功したのはモレノ。しっかり背中をつけさせるがフィゲレードはフックガードからモレノを浮かせて立ち上がる。スタンドとなると互いにパンチのタイミングを窺う中、フィゲイレードの右カウンターが入りモレノがダウンのように尻餅をつく。最後はパンチの打ち合いとなり互いに手数を出し続けたまま終了。判定は3-0でフィゲレード。ダイレクトリマッチを制し王座奪還に成功し、対モレノを1勝1敗1分けとした。
▶︎次ページは【フォト&動画】フライ級屈指の激闘!フィゲイレードの右ストレートで、モレノがダウン!
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