【NKB】“怒突き合いお兄ちゃん”髙橋一眞が引退試合前にタイトル防衛、藤野伸哉はTKO勝利で有終の美を飾る

2022/02/19（土）UP
（最終更新：2022/02/20 00:41）

▼第9試合　ウェルター級3R
〇笹谷淳（TEAM COMRADE/NKBウェルター級3位）
TKO　3R 45秒　※レフェリーストップ
●JUN DA LION（E.S.G/NJKFウェルター級3位）

　笹谷は、昨年10月にどん冷え貴哉に判定負けを喫し、今回は再起戦となる。元NJKFウェルター級2位＆WBCウェルター級5位のJUN DA LIONは、今回もトップ戦線の生き残りをかけた試合。二人の意地が激突する。

　1R、笹谷は左ボディストレート、左ミドルキックでダメージを与えていく。JUNはミドルキック、ヒジ打ちを返す。笹谷が左ストレートでダウンを奪う。立ち上がって打ち合ったところで、ラウンド終了。

　2R、笹谷は左ローキックでダメージを与えていく。さらにヒジ打ちでJUNが左目上から出血。ドクターチェック後に再開。笹谷は右フック、ヒジ打ちで追い込んだ。

　3R、ラウンドが始まると笹谷は三日月蹴りをボディへ。これがまともに入り、JUNがダウン。レフェリーが試合をストップした。

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▼第8試合　フェザー級3R
〇矢吹翔太（team BRAVE FIST/NKBフェザー級5位）
判定3–0　※30-29×2、30-28
●半澤信也（トイカツ道場）

　半澤は昨年10月に山本太一に判定勝ち、続く12月大会は鎌田政興にTKO負けを喫し、今回が再起戦となる。矢吹は10月大会で杉山茅尋を判定で下したばかり。二人は昨年2月にも対戦しており、その時は矢吹が判定勝ちを収めている。

　1R、半澤は前へ出てパンチを放つ。矢吹は前蹴りで突き離し、インローを当てていく。半澤はワンツースリーで前へ出てダウンを奪いにいく。矢吹は首相撲の展開に持ち込んだ。

　2R、首相撲の展開に持ち込む矢吹。半澤は蹴りからパンチにつなげたいが、首相撲につかまってしまう。半澤が攻撃すると、首相撲の展開が続く。

　3R、首相撲の展開に持ち込ませたくない半澤。だが、首相撲の展開となり、レフェリーが二人を離す。しかし、大きな展開がなく試合終了。判定は、首相撲の展開で有利に戦った矢吹が3-0で勝利をものにした。

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▼第7試合　ミドル級3R
●釼田昌弘（テツジム/NKBミドル級4位）
TKO　2R 2分58秒　※レフェリーストップ
〇スーパーアンジ（KUNISNIPE旭ジム）

　釼田はNKBミドル級4位のランカー。柔道、MMA、お笑い芸人、アメリカンフットボールと、多種多様な世界に飛び込む生粋のチャレンジャーだ。素手で殴り合う過激な格闘技ラウェイで渡慶次幸平と対戦したこともあり、スーパーアンジとどんな試合をするのか注目が集まる。

　1R、釼田は前へ出て右ストレート。アンジはカウンターの蹴りを打っていく。釼田はバックヒジで対抗した。2R、アンジは前へ出て打ち合う。左フックでダウンを奪うと、続いてパンチ連打で二度目のダウンを追加。最後もパンチをまとめて、レフェリーが試合をストップした。

▶次ページは、松山和弘vs七海貴哉、中島隆徳vs安河内秀哉、その他の結果

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