【NKB】“怒突き合いお兄ちゃん”髙橋一眞が引退試合前にタイトル防衛、藤野伸哉はTKO勝利で有終の美を飾る
NKB日本キックボクシング連盟
『NKB 2022 喝采シリーズ 1st』
2022年2月19日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合) NKBライト級タイトルマッチ5R
〇髙橋一眞(真門ジム/王者)
判定3–0 ※29-28×2、30–28
●棚橋賢二郎(拳心館/同級1位)
NKBライト級王者・髙橋一眞(真門ジム)が同級1位の棚橋賢二郎(拳心館)とNKBライト級タイトル防衛戦を行う。
髙橋は兄弟の全員がキックボクシングで活躍する“髙橋三兄弟”の長男で、冷静な試合運びと激しい打ち合いを両立させるスタイルで“怒突き合いお兄ちゃん”と呼ばれている。対する棚橋は新潟を拠点とし、パワフルな打撃で一撃KOで相手を仕留めることができるファイターだ。
両者は2018年12月にもライト級タイトルマッチで対戦しており、髙橋がKO勝利で2度目の防衛に成功。今回は、髙橋が返り討ちにして王座防衛するか、棚橋がリベンジとベルト奪取に成功するかが注目されている。
1R、髙橋は右ローキックを連発。左ミドルキックをヒットさせて、棚橋の動きを止める。さらに髙橋は右ローキック、左ミドルキックのコンビを入れていく。棚橋はじっと待って、カウンターをうかがう。
2R、髙橋は右ローキック、左ミドルキックで攻撃。棚橋は返しの蹴りを狙うが、髙橋はカットしてニヤリと笑う。この繰り返しで、このラウンドも静かに終わった。
3R、このラウンドも下がる棚橋に、髙橋がインロー、三日月蹴りを放っていく。さらにローキックを蹴っていく髙橋。棚橋は蹴りからパンチにつなげるが、これは髙橋に当たらない。ここまでは完全に髙橋のペースだった。
このまま試合が終わるかと思われた4ラウンド。一気に棚橋が動いた。前蹴りから左フック、右フックで襲い掛かる。髙橋はガードしながら蹴りを返すのが精一杯で、形成が逆転しつつあった。離れると髙橋の蹴りがはまるが、接近すると棚橋のパンチが襲い掛かった。
5R、流れをつかんだ棚橋は、蹴りからパンチにつなげる攻撃で髙橋を追い込む。髙橋も打ち合いにいくが、棚橋の方が勢いは上だ。それでも髙橋はミドルキックを当てて意地を見せる。棚橋は最後まで倒しにいくが、ここでタイムアップ。
判定は3-0で髙橋。前半から中盤までのリードが王者を支持した。マイクを握った髙橋は、「最悪! もう棚橋選手のパンチが強くて、びびってもうた。まあ、あと1試合、大阪で暴れます。東京も、最高でした!」と三兄弟で記念撮影に収まった。
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