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【修斗】岡田遼が安藤達也にKO負けで 世界王座陥落、西川大和が7連続フィニッシュ勝利でRIZIN日本人狩り宣言

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2022/03/21(月)UP

アグレッシブに攻める西川(上)

【修斗】19歳の王者・西川大和が山田崇太郎に一本勝ちで7連続フィニッシュ勝利!RIZINで日本人狩り宣言

サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2』

2022
321日(月・祝)東京・後楽園ホール

▼セミファイナル(第8試合) ウェルター級5分3R
〇西川大和(西川道場/世界ライト級王者)
一本 3R 4分10秒 ※腕ひしぎ十字固め
●山田崇太郎(The Pandemonium/同級世界3位)

上からヒジを落とす山田

 世界ライト級王者の西川が1階級上のウェルター級(77.1kg)戦(5分3R)に挑み、ZSTウェルター級王者で修斗世界ウェルター級3位の山田と対決する。

 西川はキックとMMAの二刀流で活躍する19歳の新星だ。昨年9月には世界ライト級チャンピオンシップで王者・川名TENCHO雄生にTKO勝利。18歳で戴冠し、修斗史上最年少世界王者となった。戴冠後の初戦となった11月のVTJでは、顔を腫らしながらもきっちりと極めてフィニッシュ。勝利のマイクを握った西川は「青木さん、僕にMMAを教えてくださいよ」と解説で訪れていた青木真也へまさかの挑戦表明すると、直後に青木真也がケージに乱入し、乱闘騒ぎにまで発展していた。

 対する山田は国内最高峰のグラップラーとして名を馳せる。16年にZSTウェルター級王座を戴冠。近年はプログラップリング(組み技)イベント『QUINTET(クインテット)』に参戦し、強烈な“極め強さ“を見せつけ無敗を誇っている。昨年1月、約3年ぶりのMMA復帰戦として修斗に初参戦すると、EFCウェルター級王者のグンター・カルンダをヒールフックで秒殺してみせた。

西川が腕十字を極める

 1R、西川は前へ出ると、山田がダブルレッグ。これは耐えた西川だが、山田はなおも組みつき、片足をリフトしてテイクダウン。山田は上になり、鉄槌を落とすなどコントロールしていた印象を残した。

しかし2Rには寝技の展開で山田のパウンド攻撃にスイープで入れ替えた西川は、上になって鉄槌で反撃。何発か顔面に入り、山田が鼻血。上になった西川は「極めにこいよ」と叫び、山田を挑発する。

 そして3R、やや疲れの見える山田に西川はアグレッシブに攻める。蹴りから組みついてテイクダウン。サイドから鉄槌。動きの止まった山田に、西川はバックに回ってスリーパーを狙うが、これは逃げられる。ならばと腕ひしぎ十字固めに連絡して、これが極まり、山田がタップ。西川の一本勝ちが決まった。西川はこれで7連続フィニッシュ勝利。

 西川は「勝ったんで、5月か6月、外国人とタイトルマッチをお願いします。それが無理ならば、RIZINに出ます。日本人狩りします」と宣言した。

▶︎次のページは第4代環太平洋フェザー級チャンピオン・土屋大喜の引退セレモニー

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