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8年ぶりの“藤原祭”で安本晴翔、花岡竜がKO勝利! 森井洋介は延長ラウンドで敗北

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2022/04/27(水)UP

花岡(左)は、ペットソンチャイをKOで下した

▼第8試合 セミファイナル Sフライ級(52.16kg)キックルール 3分3R(延長1R)
〇花岡竜(橋本道場/KNOCK OUT-BLACK Sフライ級王者)
TKO 1R 2分55秒 ※3ノックダウン
●ペットソンチャイ・ソンニンタイ(タイ国)

 セミファイナルSフライ級(52.16kg)キックルールでは、花岡竜がペットソンチャイ・ソンニンタイと戦う。

ペットソンチャイ(右)の蹴りをすくってかわす花岡

 花岡は若干18歳にして、KNOCK OUT BLACKスーパーフライ級王座、INNOVATIONフライ級王座の二冠を獲得。今年1月9日『NO KICK NO LIFE』で53kgトップの一人・石井一成に圧倒勝利し下克上、一躍53kgの国内最強候補へと躍り込んだ。

 相手のペットソンチャイは20歳ながら35戦23勝11敗1分という戦歴を持っており、こちらも油断ならざる相手だ。

パンチで3度のダウンを奪った花岡がTKO勝利

 1R、花岡はペットソンチャイのローキックをかわすと軸足払いで転倒させる。さらにペットソンチャイがローキックを放つと再び軸足を払う。花岡のボディブローが入り動きが止まるペットソンチャイ。そこへ狙いすました右フックが入り、ペットソンチャイがダウン。立ち上がったペットソンチャイに、今度は右ボディストレートでダウンを奪う。最後は左ボディでダウンを奪い、TKO勝ちを収めた。花岡は「これで9連勝。正直、日本人で相手がいないので、他団体でも誰でもいいです。僕は逃げません」とアピールした。


國保(右)はパンチでKEN山十をKOした

▼第7試合 70kg契約 キックルール(肘なし) 3分3R(延長無し)
●KEN山十(峯心会)
TKO 1R 1分19秒 ※3ノックダウン
〇國保”TK”友宏(FREEDOM@OZ)

 ベテランファイターのKEN山十と“蕨のTK”こと國保友宏が激突。

これで引退するという國保が有終の美を飾った

 1R、KENは前へ出てパンチ勝負。國保も、これに応えて打ち合う。すると右ストレートが入り、KENからダウンを奪う國保。立ち上がったKENに、國保はワンツーで二度目のダウンを奪う。最後も右ストレートでダウンを奪い、TKO勝ち。「これで最後のリングになります。今までありがとうございました」と引退を宣言した。

▶次ページは、全員藤原エキシビションマッチ

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