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【ホーストカップ】KINGレイナにも勝利した熊谷麻理奈が新王者に、小川翔とテーパプットはドロー、MAMUTIが実方宏介にTKO勝利=7.10名古屋

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2022/07/15(金)UP

ベルト戴冠した熊谷麻理奈

アーネストホーストジムJAPAN
『グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA11』
2022年7月10日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール

▼トリプルセミファイナル第9試合 女子Sライト級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
●溝口孝湖(WATANABE GYM/王者) 
延長判定0-3
〇熊谷麻里奈(DEEP/WSRフェアテックス札幌/挑戦者)
※本戦0-1(30-30、29-29、30-29)
※熊谷麻理奈が新王者に

熊谷と溝口がバチバチの打ち合い

 溝口孝湖は、長らくHOOST CUPの女子部を支えてきた女子選手だが、勝敗にかかわらず今回の王座防衛戦を最後に引退することになった。

 挑戦者の熊谷麻理奈は全日本ボクシング選手権2012準優勝の実績を持ち、キックボクサーとしてもJ-GIRLSやBOUTなどのリングで活躍。174cmの長身から繰り出す変則的なアッパーを武器とする。
 2020年8月には『DEEP』でKINGレイナとキックルールで対戦し接戦で惜敗。しかし接戦による判定には再戦を望む声も多く、レイナ自身もDEEP事務局に早い段階での再戦を希望し、続く9月に再戦しフルマークで熊谷が勝利を収めている。

溝口がキックで攻める

 両者は7年前、J-NETWORK東京大会で対戦しており、熊谷が判定勝ちを収めている。溝口にとってリベンジを果たすとともに有終の美を飾りたいところだが、熊谷は溝口より身長が8㎝高くリーチも長い。
 その差を活かし、1Rから熊谷は左のテンカオを溝口のボディに刺していく。負けじと溝口が前に出ると、パーリングで正面衝突を回避する。

パンチを放つ溝口孝湖

 2R、ようやく距離が合ってきた溝口は右ストレートで逆襲に転じる。2分過ぎ、熊谷も打ち合いに応じ、試合は俄然白熱する展開に。3R、熊谷はパンチを主体に試合をまとめにかかる。溝口も応戦するが、疲れている感は否めない。

 判定は30-30、30-29(熊谷を支持)、29-29で試合は延長戦へ。開始のゴングからいきなり打ち合う両者。時間が経つにつれ、熊谷のワンツーによる攻撃が目立つようになる。ジャッジは3名とも熊谷の手数を支持し、札幌出身で現在は千葉に活動の拠点を置く熊谷が戴冠。試合後、熊谷は苦しい時代に自分を支えてくれたWSR札幌の木戸代表の名前を出し感謝を述べた。

溝口孝湖の引退セレモニーが行われた

 戴冠式後、溝口の引退セレモニーが行なわれた。40歳直前にリングを下りることになった溝口は「HOOST CUPがここまで私を成長させてくれた。人にも恵まれたし、今日も思い切り闘うことができた。最高のキック人生でした」と締めくくった。

▶次ページは小川翔vsテーパプット、実方宏介vsMAMUTI

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