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【PRO-KARATEDO】8試合中7試合がTKO決着!左ハイで快勝の横山剛「これからも空手が最強だと証明していきたい」

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2022/07/19(火)UP

『PRO-KARATEDO 達人Neo 国際戦第一章 臨兵闘者皆陣列前行の巻』

PRO-KARATEDO連盟理心塾
『PRO-KARATEDO 達人Neo 国際戦第一章 臨兵闘者皆陣列前行の巻』
2022年7月17日(日)エディオンアリーナ大阪

 7月17日(日)正午より、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場にて『PRO-KARATEDO 達人Neo 国際戦第一章 臨兵闘者皆陣列前行の巻』が開催された。5年ぶりの開催となる「達人」が「達人Neo」に生まれ変わった今回は、新ルールが採用された。

 選手は「達人オリジナルオープンフィンガーグローブ」と「達人オリジナル道着」を着用し、上半身は裸。試合は3分3Rで肘打ちは任意、瞬間の投げ技と立ち状態か片膝を付いてのパウンドが認められたもの(寝技は反則)。このルールのもと、ベトナム、スリランカ、韓国から選手が来日。他にもタイ、ブラジルと全6ヵ国の選手が集い、国際戦を主体とした興行が行われた。

居合抜きのパフォーマンス

 和太鼓と三味線、居合抜きのパフォーマンスによるオープニング、ライトアップされた入場ゲートなど豪華な演出の中、試合も激戦が続出。本戦8試合中7試合がTKO決着、そのうち3試合が1R決着という結果を見るだけでも、その激しさが分かることだろう。

 最終試合となるダブルメインイベント第2試合では、空手とキックで輝かしい実績を誇る“蹴りのファンタジスタ”横山剛が登場。前日会見では「放送事故にならないように」と、大阪・サンテレビでの中継に配慮(?)する発言をしていたが、1Rからヒジでカットし流血試合に。

蹴りを放つ横山剛

 禅道会の全日本RF空手道選手権大会2階級優勝の実績を持つ湊は、横山の蹴りを掴んで引き倒してのパウンドを唯一の勝機とみなして実行に出たが、MMAの経験もある横山は下から抱え込むなどして、この作戦を阻止。
 2Rには逆に横山が引き倒しパウンドを浴びせてダウンを奪い、とどめの左ハイでTKO勝利。まさに達人Neoルールの醍醐味を全て表現した形で大会を締めた。

 試合後の横山は「(CRAZY WOLF GYMは)全勝です。空手が最強ということをこれからも格闘技の中で証明していきたい」とマイク。試合後のコメントでは「湊選手は気持ちがメチャメチャ強くて、外国人だけにパワーも強かったですね。パウンドもけっこう入れたかと思うんですけど、立ってきたので。相手のパウンド狙いは、僕も総合やってたので問題ないです」と話した。

ハイキックを放つ北野克樹

 ダブルメインイベント第1試合は、NJKFやRISEのリングで活躍する北野克樹がベトナム空手王者のヴ・ヴァン・タックと対戦。ムエタイを軸にラウェイのリングでも快勝したことのある北野は、前日会見で「瞬殺」を宣言。

 煽り映像では大きなタイヤを使ったトレーニング風景も流れるなど、筋骨隆々とした肉体を持つヴに対し、上段後ろ回し蹴りなど得意の足技で攻める。こちらもヒザからの左ハイで、わずか108秒で勝利。「ムエタイの強さを証明することができました。9月にもムエタイの世界タイトルに挑戦することが決まっていて、そこでもKOします」と、ムエタイの強さをアピールした。

 ダブルセミファイナルでは、主催する理心塾の精鋭2選手が韓国のキックボクサーをそれぞれ迎え撃った。まずNJKFフェザー級3位の笹木一磨がパンチで倒してからのパウンド連打でパク・ヒョンウを沈めれば、続く前NJKFバンタム級王者・甲斐元太郎は一気に攻勢をかけヒジでキム・ユンソンの顔面を粉砕。1R86秒でTKO勝利を決めた。

 新ルールは大きな問題やトラブルもなく、特に日本人選手たちの戦いからは、「このルールでの勝ち方」を研究した跡がよく見られた。その意味では達人Neoルールの可能性を大いに感じさせた大会だった。満員の観客も大いに沸いており、新生「PRO-KARATEDO達人Neo」は鮮やかな船出となった。

▶次ページは【写真あり】第8~5試合結果

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