【ROAD TO UFC】松嶋こよみが中国ジャーにスプリット判定負け、決勝進出を逃す

2022/10/24（月）UP
（最終更新：2022/10/24 09:26）

　10月23日（日）にアブダビで開催された総合格闘技イベント『ROAD TO UFC』フェザー級準決勝にて、松嶋こよみ（30=日本）がイー・ジャー（25=中国）にスプリットの判定負け。決勝進出を逃した。

【動画】松嶋のヒザ蹴りがヒット！

　松嶋はONEチャンピオンシップの上位ランカーとしてタイトル戦も経験。今回はONEから離れ、念願のUFC参戦を目指す。前回の準々決勝では、UFCで活躍する“コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソンの弟子ホン・ジュニョンにスプリットの判定勝利を収めた。

　対するジャーは散打のバックボーンを持ち、20勝3敗で6つのKOと11の一本勝ちを誇る強豪。前回の準々決勝では、修斗フェザー級王者のSASUKEから初回一本勝ちを収めた。

　1R、ジャーのスーパーマンパンチをもらう松嶋だが、その後に強烈な右ストレートも返す。残り1分半、ジャーの足払いで投げられる松嶋。バックを取られるが、正対し逆にトップを取りパウンドを落とす。

　2R、松嶋の重いローキックでジャーの前足が流れる。松嶋が投げでテイクダウンし、トップからパウンド。しかしジャーがいきなりの三角絞め、逃げる松嶋にジャーは今度はアームバーを仕掛けるが、松嶋は腕を抜きピンチを回避する。

　3R序盤から組みの展開で勝負する両者。組み力が強いジャーが松嶋の背後に回りバックコントロール。残り1分、スクランブルからトップを取った松嶋が終始攻めるが、タイムアップ。

　判定は1人が30-27で松嶋を支持するも、残り2人が29-28でジャーを支持。松嶋は惜しくも敗れた。

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