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【海外ムエタイ】“無双”の高校3年生・士門がラジャダムナンで衝撃のKO勝利

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2023/01/28(土)UP

ラジャダムナンでKO勝ちした士門・P.Kセンチャイジム

 2023年1月25日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて『スック・パランマイ』が開催され、WPMFインターナショナルスーパーバンタム級王者・士門・P.Kセンチャイジム(=吉成士門/P.Kセンチャイジム)が出場、強豪ペッセンコン・ヤイシャイシーフードに2R KO勝利を収め、強烈なインパクトを残した。

【動画】士門が強烈パンチでKO勝利の瞬間

 現在高校3年生の士門はこれまでにWPMF王座のほか、元WMC日本フライ級、元WMCインターコンチネンタルバンタム級王座を獲得し、10戦10勝無敗をキープ。従兄弟の吉成名高が獲得しているラジャダムナンスタジアム認定王座を目指し、昨年10月にも同スタジアムに上がり、強豪シッラーガン・ランナーホームステイを3R TKOで下している。

 今回、ラジャダムナンスタジアムを主戦場にする長身のムエカオ(首相撲と膝を得意とするファイター)のペッセンコンと126ポンド・フェザー級(57.15kg)契約で対戦した士門は1R、右ロー、左右のハイキックを出し様子見。ペッセンコンの右ロー、左前蹴りを冷静に交わす。

中川夏生会長(右)の祝福を受ける士門(左)

 2R、ペッセンコンは圧力を強め右ミドルを出すのに対し、これをブロックした士門はすかさず右ハイ。ペッセンコンが左ミドルを出すと、これをスウェーで交わして右ミドル。ペッセンコンが続けて左ミドルを出したところに、士門は見事なカウンターの左フックを合わせてペッセンコンの顎を打ち抜くと見事にKO! あまりにも強烈な一撃を受けたペッセンコンはリングに頭を打ち付けてしまい、しばらく立てないほどのダメージを負っていた。

 これでラジャダムナン二連勝となった士門は「試合を組んでくださった中川(夏生)会長、サポートして下さったジムの皆様、応援をして下さった皆様、有難う御座いました! もっともっと上に行きます」と更なる高みを目指すとコメント。このままラジャダムナン王座挑戦まで一気に駆け上がるか。

 なお、士門は4月9日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『ROAD TO ONE & Shimizu Presents BOM-OUROBOROS 2023-』のフェザー級トーナメメント決勝戦で馬渡亮太(治政館)との対戦が決定している。

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