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【ムエタイ】吉成名高、”ヒジ打ち瞬殺KO!”に魔裟斗「圧勝、ボクシングやっても面白い」天才ぶり絶賛

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2022/07/06(水)UP

試合後、吉成名高(右)と魔裟斗(左)がツーショット

 今月3日に衝撃の左ヒジ打ちでペットニポンをKOし、世界初となる3大ムエタイタイトル(ラジャダムナンスタジアム、ルンピニースタジアム、タイ国プロムエタイ協会)制覇の偉業を達成した吉成名高(=名高・エイワスポーツジム)。会場で生観戦した魔裟斗が昨日5日、自身のYouTubeチャンネルで名高の偉業を伝えた。

【動画】名高がヒジ打ちで瞬殺KOする瞬間

 魔裟斗は「K-1の解説で会場へ行くことはあるけど、こうして観戦のためにムエタイの試合を見るのはタイでブアカーオに合った時以来だから、4、5年ぶりかな。この試合は見たいと思ってきました」と笑顔で語った。以前から魔裟斗は、YouTubeチャンネルでコラボするほど名高に注目し、その天才ぶりを紹介してきた経緯がある。大一番を見逃したくないという思いから、会場へ足を運ばせたようだ。

名高(左)の素早い蹴りがペットニポン(右)に襲い掛かる

 名高は1Rからプレッシャーをかけて、ヒザ蹴りやミドルキックを決めていく。ペットニポンのヒジ打ちが左目上をかすり危ない場面があったものの、魔裟斗は「このラウンドは名高がポイントを取ったね」と評価した。

 そして、KOが生まれる2R目に突入。名高のミドルキックが入ると、「蹴りが速いよ、名高は」と魔裟斗がコメント。さらに名高が奥足へのローキックでダメージを与えると「ちょっと効いたかもしれないね」と解説した。その直後、名高は左ヒザ蹴りをペットニポンのボディへ突き刺すと同時に、素早く左ヒジ打ちでアゴを打ち抜きKO勝利!

 ペットニポンが崩れる瞬間、魔裟斗は左ヒジ打ちのアクションを見せて「左ヒジ打ち、速かったな。蹴りからのコンビネーションで倒した。強いね。圧勝だね」と興奮気味に語った。試合後、名高が魔裟斗のもとへ挨拶に訪れた。魔裟斗は「楽勝でしょ。でも、相手も強かったね」と名高に声をかけた。

名高の左ヒジ打ちがペットニポンのアゴを打ち抜き、KOで勝負を決めた

 場所を変えて行われた対談では、魔裟斗が「楽勝」と話しかけると「いやいや、そんなことはないです」と謙遜する名高。1Rにペットニポンにもらったヒジ打ちについて名高は、「ちょっとかすった感じがあって、切れちゃったかなと不安だったんですけど、グローブで傷口を触ってみたら血がついてなかったんで」と安堵したと話した。

 魔裟斗は「1Rにミドルを結構入れていたので、ポイントを取ったのかなと思った」と名高のうまさを讃える。
 名高は「日本だし、1Rから倒しに行こうと思っていました」と作戦を明かすと「1R目から行ってるなと思った」と魔裟斗。
 フィニッシュの左ヒジ打ちのKOは、「最初はヒジ打ちがそんなに得意ではなかったんですけど、日本で試合をするうちに得意になってきて、タイ人が相手でも使えるようになりました」と名高は自分の武器になった経緯を振り返った。

 最後に魔裟斗は、「今後、どうするの?」と質問。名高は「向こう(タイ)とこっち(日本)で同時に試合をしていきたいです。なかなか、そういう選手はいないので」と展望を明かした。すかさず魔裟斗は「ボクシングをやっても面白いと思うよ。若いから、いろんな道があるからね。俺はK-1でも見たいけどね。石井(一成)君もK-1来るし、待ってるよ」と話しかけると、名高は笑顔を浮かべた。

 強すぎる名高は相手がいなくなる可能性もあるが、ますます注目度が高くなってきているのは間違いない。今後のさらなる活躍に期待したい。

▶次ページは、【動画】名高がヒジ打ちでKOする瞬間

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