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【BOM】名高が空龍に大差の判定勝ち、竜哉は秒殺KOで復活アピール

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2022/12/12(月)UP

空龍(右)にヒジを見舞う名高(左)

BOMプロモーション
「ROAD TO ONE JAPAN & Shimizu presents BOM 37」
2022年12月11日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール
▼メインイベント(第8試合) BOM -51.10kg契約 3分5R
〇名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)
判定3‐0 ※三者とも50-46
●空龍(空修会館)

 名高は日本人で初めて「ラジャダムナン」と「ルンピニー」のムエタイ2大殿堂のタイトルを統一、さらに今年7月のBOMでそれに次ぐ格式高いタイ国プロムエタイ協会のタイトルをKOで奪取し、世界初の3大タイトル王者となった。22年は5戦して全試合でKO勝ちと驀進中だ。

 対する空龍は新空手、ムエタイをバックボーンとするファイター。サウスポーから繰り出されるキレ味鋭い打撃を武器に、RISEのリングでは数島大陸らトップファイターに勝利するなど、トップ戦線にいる選手だ。

 1R、サウスポーの空龍は半身に構え、関節蹴り。名高はどっしりと中央に構え右ミドル、左ローを出して深入りはしない。2R、ギアを上げる名高は左ミドル、ヒジも交ぜていき、空龍の蹴り足をキャッチしてはこかして主導権を握る。

 3R、名高は右ジャブを突いて左ロー、ヒジ。名高のプレッシャーの前に空龍は下がりながらもスピードある攻撃を出すが、蹴りは空を切り、名高のローが当たる。

 4R、名高の蹴り足をキャッチした空龍が左ストレートを当て、バランスを崩した名高は苦笑い。空龍は回転の速い攻撃を出し揺さぶるものの、名高は冷静に左ロー、右ミドルを当ててペースを握らせない。

 5R、距離が空けば名高は前蹴り、右ミドルなどで、空龍の距離にはさせず一方的に攻撃を当てる。空龍は足を止めることなく速い攻撃を出したが、最後までヒットさせてもらえず。名高が大差を付けて判定勝ちした。

▶︎次ページは、竜哉・エイワスポーツジムvs.ネーウィン・コファイタイラン、喜多村誠vs.松島勲也、その他の試合結果

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