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【千葉キック】40歳・梅田勇一、ランボー撃破でINNOVATION王座を獲得

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2023/02/20(月)UP

ランボー(左)を破り、新王者に輝いた梅田勇一(右)

千葉キック実行委員会/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
『千葉キックRESISTANCE 2023』

2023年2月19日(日)千葉・TKPガーデンシティ千葉

▼メインイベント(第10試合) JAPAN KICKBOXING INNOVATIONウェルター級王座決定戦 3分5R延長1R
●ランボー・マスターズピット(タイ/マスターズピット/同級1位)
判定0‐3 ※47‐49、47-50、48-50
〇梅田勇一(BLITZ/同級2位)

 昨年9月のINNOVATIONウェルター級王座決定トーナメント準決勝戦でマサキに延長判定勝利したランボーと、同じく準決勝で勇作を判定で下した梅田による王座決定戦。

 44歳のランボーは186戦131勝(15KO)40敗15分の戦績を持つ。対する梅田は29歳から未経験でキックを始め、昨年末12月の蹴拳でサムランチャイ・エスジムに敗れ初黒星を喫し、9戦8勝(4KO)1敗の戦績を持つ40歳。

 1Rから梅田はプレッシャーをかけて右インロー。ランボーは強烈な左フック、左ミドルを当てていく。

 2R、ランボーは組んでのヒザも当てていくが、梅田の徹底した右ローで徐々に動きが鈍くなる。

 3R、変わらず右ローの梅田に、ランボーは左ミドル、組んでのヒザを当てるものの、梅田がローで試合のペースを握り、ジャッジ2者もここまでのオープンスコアで梅田を支持。

 4R、梅田は右ローでランボーを棒立ちにさせ、5Rも右ローだけでなく右ハイも交ぜてランボーを追い込んでいく。ランボーも随所で左ミドル、組んでのヒジを返すが決定打はない。

 判定勝利でベルトを巻いた梅田は「やっとここまで来て最後のチャンスを掴むことができました。家族をリングに上げることがもう1つの夢でした」とマイクであいさつし、家族で記念撮影をし笑顔を見せた。 


櫻井健(左)からダウンを奪い、判定勝ちした浅川大立(右)

▼セミファイナル(第9試合) 元INNOVATION王者対決 60.0kg契約 3分3R
●櫻井 健(HARDWORKER/前INNOVATINスーパーフェザー級王者)
判定0‐3 ※26‐30、26-30、27-30
〇浅川大立(マイウェイスピリッツ/元INNOVATIONフェザー級王者)

 櫻井は昨年4月にINNOVATIONスーパーフェザー級タイトルマッチで新田宗一郎に判定負けし、王座陥落。対する浅川は2018年の岡山キックボクシング59kg賞金トーナメントで優勝を果たしたが、網膜剥離のため、長期戦線離脱。今回3年8カ月ぶりの復帰戦となった。41歳対決を制すのは!?

 1R、距離を詰める櫻井は右ロー、浅川は左右フック、右ストレートとパンチ主体の攻め。序盤から削り合う激しい攻防に。

 2R、蹴りの止まらない櫻井に、浅川は下がりながらも前蹴り、右ストレートを返していく。終盤には一気にパンチ連打で距離を詰める浅川は右ストレートでダウンを奪う。

 3RもKO狙いの浅川がパンチラッシュを仕掛け、櫻井は被弾しながらも打ち返す。近距離で最後まで両者は打ち合い、ダウンを奪った浅川が判定勝ちした。

▶︎次ページは第8試合〜オープニングファイトの結果

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