【イノベーション】新田宗一郎、櫻井健からダウンを奪い王座奪取
Japan Kickboxing Innovation
「Resistance-6」
2022年4月16日(土)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第9試合) INNOVATIONスーパーフェザー級(58.97kg)タイトルマッチ 3分5R
●櫻井 健(Hardworker/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※三者とも46‐49
〇新田宗一郎(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーフェザー級3位/挑戦者)
※新田が新王者に、櫻井は初防衛に失敗
現在41歳の櫻井は、20年11月のスーパーフェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝で児島真人との接戦を制し、王座挑戦をたぐり寄せる。
その後、同級王者の久井淳平が王座を返上したことで、21年3月に5度目の王座挑戦が実現、RISING大輝に判定勝利で悲願のINNOVATIONスーパーフェザー級王座を戴冠した。今回は防衛戦に挑む。
挑戦者の新田は、日菜太や小笠原瑛作など強豪選手が揃うクロスポイント吉祥寺所属のファイター。沖縄県出身で、178cmの長身から繰り出す打撃が持ち味とし、昨年12月の次期挑戦者決定トーナメント決勝戦で翔貴に1RKO勝利し、王座挑戦権を獲得した。戦績は12戦8勝(4KO)1敗3分。
1R、櫻井が圧力を掛ける中、新田が左ハイを連発させ左ジャブを突いて右ローを細かく当てていく。新田が主導権を握る展開に。2Rには、打ち合う中で新田がヒジをヒットさせカットに成功し、櫻井にドクターチェックが入る。
3R、新田がパンチを当て新田の出血がさらにひどくなり、2度目のドクターチェックが入る。パンチがヒットし始める中、左ハイを命中させた新田がダウンを奪う。立ち上がる櫻井は気持ちを前面に出すように手数を出しながら前に出続ける。
4Rから一気に疲れを見せ始めた新田は失速。ここから櫻井が真骨頂を発揮する。新田の攻撃を被弾しつつもボディブロー、ローを当てて前進し続ける。
5R、新田も随所で左右フックを返していくが、櫻井は最後まで攻める姿勢を見せ続けた。
判定で勝利し、ベルトを巻いた新田は「櫻井選手、めちゃ気持ちが強かったです。ベルトを巻いたのでもっと上を目指します」とアピールした。
▼セミファイナル(第8試合) ジム対抗戦 バンタム級(53.52kg) 3分3R
〇神助(エムトーンジム/INNOVATIONバンタム級5位)
判定2‐0 ※29‐28、29-29、30-29
●片島聡志(kick-life/元WPMF世界スーパーフライ級王者)
50戦近い戦績を持つ元WPMF世界王者の片島に、8戦6勝(2KO)1敗1分の戦績を持つ20歳の神助が挑んだ一戦。
1R、片島の前蹴り、右ローを出すゆったりとした攻めに対し、神助はパンチ連打、左ハイ、後ろ蹴りと爆発的な攻撃力を見せ早くも揺さぶる。
2R、片島は積極的に首相撲を仕掛けて離れ際にヒジを見舞う巧みな攻め。神助は距離を取ると、前蹴り、右ハイ。
3R、神助は前蹴り、飛びヒザ、後ろ蹴りと多彩な攻めを見せ手数で追い込む。片島は組んでのヒジ、ヒザを見せるが印象的な攻撃に乏しい。
手数で優り判定で勝利した神助は「今までで一番キャリアのある選手だったのでいつもよりいけなかったのですが、チームを信じていければ勝てることが証明できたので嬉しいです。実績のある選手を倒したので、次はタイトルマッチをやって僕がイノベーションのチャンピオンになり他団体の強い選手を倒していきたいと思います」と平松侑(岡山ジム)が保持するバンタム級王座挑戦をアピールした。
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