”壊し屋”ペイジが戦慄ローで“ヒザ破壊”KOの衝撃!過去には相手の鼻を骨折させたことも=ベラトール
3月10日(日本時間11日)に米カリフォルニア州サンノゼで開催された総合格闘技イベント『Bellator292』のウェルター級マッチて、“MVP”ことマイケル・ペイジ(35=英国)が強烈なローキックで相手のヒザを破壊。戦慄のKO劇が起きた。
ペイジは過去にもハイキックで相手の鼻骨を陥没骨折させたことがあった。
【フォト&動画】ペイジが戦慄ローでヒザを破壊!過去の“鼻骨折”ハイキック映像も
衝撃の瞬間は同級5位のゴイチ・ヤマウチ(30=ブラジル)との一戦で起きた。
試合開始すぐ、サウスポーで構えるヤマウチの前足にペイジが右ロー。強烈な一撃が右ヒザに直撃したヤマウチは、苦悶の表情でダウン。試合はわずか26秒でストップした。
ベラトールのスコット・コーカー代表が大会後の会見で説明したことによれば、この蹴りでヤマウチは膝蓋骨(しつがいこつ)腱断裂の重傷を負ったという。
公開されたスロー動画では、蹴りの衝撃でヒザの皿が上に大きくズレた様子が見て取れるが、それでヒザ皿の下に位置する腱が切れたようだ。医学専門情報によれば、この膝蓋骨腱断裂のスポーツ復帰は最長で6ヶ月はかかるという。
たった1発の蹴りで相手のヒザを破壊したペイジ。21年7月の『BELLATOR 258』では、ハイキック1発で対戦相手デレク・アンダーソンの鼻骨を粉砕。世界を震撼させ大きな話題を呼んだが、今回のKO劇もペイジの蹴りの破壊力が本物であることを証明して見せた。
ペイジは勝利者マイクで現ウェルター級世界王者ヤロスラフ・アモソフへの挑戦を要求したが、年内タイトル戦は実現するのか、期待だ。
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