【KROSS×OVER】小松幸粋が王座奪取、小川悠太は秒殺KO勝ち!ハルク大城がKO防衛、清水俊貴は初代王者に
KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER.22』
2023年8月13日(日)東京・大田区産業プラザPiO
【後半戦】
▼第17試合 メインイベントKROSS×OVER KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg) タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
●松信 亮次(Bay Side Kid KickBoxing Gym/KROSS×OVER KICKミドル級現王者)
判定0-3 ※28-29、28-30、28-30
〇小松 幸粋(TEAM GORILLA/全日本新空手道選手権大会中量級王者/挑戦者)
※小松が第二代KROSS×OVER KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg)の王座を獲得。
KROSS×OVER KICKミドル級現王者の松信亮次は『KROSS×OVER-CAGE-』で鈴木健太郎に2RでKO勝ちを収め、今回が初の防衛戦となる。対する挑戦者の小松は新空手などで数々のアマチュアタイトルを獲得し、アマチュア35戦35勝、プロ4戦4勝のパーフェクトレコードを持っているが、一度戦線を離れ今回が久々の復帰戦となる。
1R、静かな立ち上がり。ワンツー、ローキックで試合を組み立てるのは松信。スイッチしながらミドルキック、フックで様子を見るのは小松。小松は松信との打ち合いを避け、遠間から飛び込んでの攻撃を繰り出していく。
2R、初回と同じ攻防でスイッチする小松に手を焼いている様子の松信だが、ジャブとローキックで小松の体力を削りに行く。小松は左フックの強打を放っていくが、松信はガードをしながらプレッシャーをかけ続けている。
3R、1分過ぎ、松信がパンチ連打で小松をコーナーに張り付けにするが、小松も足を使って脱出する。残り半分のところで小松の右ハイキックがガード越しに当たりスリップ気味に松信が倒れる。これがダウンとなり松信が驚きの表情を浮かべる。後がなくなった松信はワンツーから左ボディを叩きつけるもタイムアップ。
復帰戦でベルトを巻いた小松は、これから防衛を重ねて長期政権を築きたいと意気込んだ。
▼第16試合 セミファイナルKROSS×OVER KICK –67.5kg次期王座挑戦者査定マッチ 3分3R(延長1R)
●ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)
TKO 1R 0分54秒 ※右ストレート
〇小川 悠太(誠真会館 所沢道場/MA日本ウェルター級王者)
1R、開始早々、ヤンが右ストレートをクリーンヒットさせ、小川を後ろに大きくのけぞらせる。これを好機と見たヤンはラッシュを仕掛けるが、逆に小川がカウンターの右ストレートをヒットさせるとその一撃でヤンの意識が飛び、ロープ際で動けないヤンに小川は左フック→右ストレートを叩きつけてダウンを奪う。ヤンは何とか立ち上がるもレフェリーの声かけに反応できず試合終了。
危険なカウンターを持つ小川が、次期王座挑戦に一番乗りを上げた。
▼第15試合KROSS×OVER PRO-GIRLS KICK -45kg FIGHT 2分3R
●相見 梨夏(サクシードジム team EXCEED)
判定0-3 ※28-30、28-30、27-30
〇辻井 和花(BRING IT ON)
1R、オーソドックスの相見と、サウスポーの辻井はお互いに外側を回るステップで両者譲らず。そしてお互いまだ有効打を許さない。
2R、少しずつ辻井のワンツーが当たり始め、それを嫌った相見はクリンチで対応。辻井のペースでラウンドを終える。
3R、ワンツーからの左ミドルで距離を支配したのは辻井が、そのまま的確に攻撃を当て続ける。相見も意地で右ストレートを返していくがクリーンヒットにはならず。
サウスポーの特性を活かした戦いで辻井が判定勝ちを収めた。
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