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【ジャパンキック】名高、“神業”ハイキックでタイ強豪を衝撃KO!26連勝の無双モードに

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2023/11/26(日)UP

永澤(左)はボム(右)と打ち合いドローに

▼第12試合 メインイベント2 日泰国際戦61.4㎏契約3分3R
△永澤サムエル聖光(ビクトリー)
判定0-1 ※29-29×2、29-29
△ボム・ピンサヤーム(タイ/BOMスポーツジム大分)

永澤は左ロ―キックでダメージを与えていく

 今年7月大会でTrue4Uライト級7位のケンナコーン・ダブランサラカム(タイ)にKO勝利したWMOインターナショナル ライト級王者の永澤サムエル聖光が、“ムエタイの生ける伝説”と呼ばれる元ルンピニースタジアム認定バンタム&スーパーバンタム級王者ボム・ピンサヤームと激突する。

 1R、永澤は前へ出て奥足への左ロ―キックをヒット。ボムは右のパンチを返すも、永澤のロ―キックを何度も受けて守りに入る。永澤は左右のロ―キックで下を攻めながらも、右のパンチで押していく。このラウンドは永澤の攻勢が目立った。

後半にボムが大逆襲をした

 2R、永澤は奥足へのロ―キックを決めていくも、ボムが前へ出てパンチ打っていく。このパンチがときおり入り、会場が盛り上がる。永澤はロ―キック。ボムはパンチ。この攻防が続き、攻守が激しく入れ替わる。最後はパンチで打ち合う場面もあった。

 3R、永澤はロ―キックで攻撃。ボムはロ―キックを受けながらも、左右のパンチをまとめる。永澤は渾身のロ―キックを入れるも、ボムは怯まない。パンチで打ち合いになり、ボムのパンチが入り永澤が尻もち。これはダウンにならなかったが、ボムが優勢に。最後まで打ち合い、判定へ。ボムの1-0となり、ドローとなった。


瀧澤(左)はペットタイランド(右)の右ハイキックを受けてしまう

▼第11試合 メインイベント1 日泰国際戦57.5㎏契約3分3R
●瀧澤博人(ビクトリー)
判定0-2 ※29-29、29-30×2
〇ペットタイランド・モー.ラチャパットスリン(タイ)

瀧澤はロ―キックでダメージを与えていった

 今年7月大会で勝利し、7連勝となり試合後マイクで「11月に夢の足掛かりになる試合をお願いします」とアピールしたWMOインターナショナル フェザー級王者・瀧澤博人が、元WBC&IBFムエタイ世界スーパーフライ級王者でTrue4Uスーパーフライ&バンタム級王者の強豪、ペットタイランド・モーラチャパットスリンと対戦する。

 1R、瀧澤は内と外のロ―キックを蹴り分ける。ペットタイランドはプレッシャーをかけながらミドルキックを決めていく。瀧澤はハイキックでKOを狙うも、ここはガードされる。前へ出続けるペットタイランドは、ミドルキックとハイキックで瀧澤の攻撃を封じていった。

ペットタイランドの猛攻が目立った

 2R、瀧澤は圧力をかけられ下がりながら、ロ―キック。ペットタイランドは前へ出て、ハイキックを連続。これが瀧澤の頭に入り、動きが止まる場面も。瀧澤は右のパンチを入れて、意地を見せる。ペットタイランドは前蹴りで距離を取りながら、入らせない老獪な試合運びでペースを掴んだ。

 3R、瀧澤は前へ出ると、左ボディから右を顔面へ。ペットタイランドはこれを耐えると首相撲に引き込む。瀧澤は、これを抜けるとロ―キックを落とすも、ペットタイランドは前蹴りで逃げ、首相撲へ。この展開が続き、勝負は判定へ。2-0でペットタイランドが勝利を収めた。

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