何があった？ボディビルダーが勝利後に失神・担架送りに、“健康被害”と炎上も=海外ボクシング

2023/11/19（日）UP
（最終更新：2023/11/21 01:00）

　11月17日（日本時間18日）に英国ロンドンで開催されたボクシング大会で、筋骨隆々のマッスルボディを持つ選手が勝利コールを受けた後に失神。リング上で倒れ込み、担架で運ばれるハプニングがあった。

【フォト＆動画】ボディビルダーが勝利後に失神・担架送りに！バキバキのマッスル姿も

　“事件”があったのは、セレブリティボクシングで話題の『Misfits Boxing』の第11回大会。『Misfits Boxing』はセレブリティや話題の人物、人気のインフルエンサーらが参戦する新機軸のボクシングイベント。

　同イベントで人気選手の一人が、アームズ・コルレオーネ（30=英国）。コルレオーネはボディビルで鍛えた筋骨隆々のマッチョ男だ。

　コルレオーネは本大会で、人気TikTokerのマルコム・ミニコン（30=米国）と対戦。ダウンを奪うなどアグレッシブな戦いで判定勝利を収めた。

　しかし、判定コールの際、コルレオーネは立っているのもやっとのフラフラ状態。勝利者として自分の名前が呼ばれたにも関わらず、喜ぶそぶりもなく、隣でコルレオーネを支えていたセコンドに倒れ込み、そのままリング上で卒倒したのだ。

　会場は騒然。ボクシングマッチ4戦目のコルレオーネは疲労と酸欠で意識を失ったようだ。結局、コルレオーネは自力で立ち上がることはできず、担架で運ばれる結果となった。

　実はコルレオーネが試合後、リング上で卒倒するのは今回が2回目。これには視聴者から「彼は大丈夫か」「早い回復を祈る」「2回もやってしまうと。彼はボクシングを続けるべきではない」とコルレオーネの健康状態を不安する声が。

　さらに、このコルレオーネが4ラウンドも戦う体力レベルになく健康被害が起こる可能性が十分にあるのになぜ出場させたのか、また、彼の“フラフラ状態”の姿をX（旧ツイッター）で公開したことなど、主催者の姿勢を批判する声も多く寄せられた。

　コルレオーネは18日に自身のSNSで健康上の問題がないことを報告。「技術と共にスタミナをもっとつける」と継続参戦を表明した。次戦出場の時は、しっかりとしたコンディション調整を行い、活躍する姿に期待したい。

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