【RISE】南原健太が逆転勝ち！韓国王者にダウンを奪われるも延長Rで猛攻

2025/07/25（金）UP
（最終更新：2025/07/26 01:02）

RISEクリエーション株式会社
『RISE 190』
2025年7月25日（金）東京・後楽園ホール

▼メインイベント（第12試合）SuperFight! ライトヘビー級（-90kg）3分3R延長1R
〇南原健太（TARGET SHIBUYA/RISEライトヘビー級王者）
延長R判定3－0　※三者とも10－9
●ジョン・ソンジク（韓国/PT365/MAX FCスーパーミドル級王者）
※本戦の判定は三者とも28－28

　南原は戦績11戦10勝（10KO）1敗と高いフィニッシュ率を誇るファイター。21年7月にRISEでプロデビューし、23年8月にRISEライトヘビー級王者に。前戦となる昨年6月のRISE大阪大会ではWBCムエタイオーストラリア・クルーザー級王座を獲得経験のあるジェシー・アスティルから逆転KO勝利を収めている。今回はこれまで所属していた極真会館を退会し、TARGET SHIBUYAに移籍しての初戦となる。

　対するMAX FCスーパーミドル級（-85kg）王者のソンジクは、身長180cmで戦績は28戦22勝6敗。今回RISEに初参戦する。

　1R、ソンジクの強打を被弾する場面もあった南原だが、三日月蹴りを効かせて追い込んでいく。しかし、右フックを浴びた南原は遂にダウンを喫した。ソンジクは追い込むも、耐える南原はゴングに救われる形で2Rへ。

　蹴り主体の攻めの南原は大振りの右フックで追い込み、3Rには右ローを効かせてダウン寸前まで追い込む。完全に主導権を握り返した南原は右フックを強振し、ソンジクを追い詰めるものの時間切れ。本戦はドローとなり、延長Rへ。

　南原は右ローを当て、さらにパンチにつなげていく。左ハイも交ぜて追い込む南原に、ソンジクはパンチで応戦していくが劣勢の印象は強い。逆転の判定勝利を収めた南原は「皆様の熱い応援、本当に力になりました。本当にごめんなさい。だいぶ期待外れの試合をしちゃって、僕が一番痛感しています。このままでは世界は取れないし、南原健太のストーリーはまだまだなので、皆さん一緒に歩んでくれませんか!? しっかり練習してここから這い上がって、RISEの大スターになって、世界にRISEと南原健太の名を轟かせます」とマイクアピールした。

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▼セミファイナル（第11試合）ミドル級（-70kg） 3分3R延長1R
●實方拓海（TSK japan/ウェルター級1位、WMC日本スーパーライト級王者）
判定0－3　※28－29、28－29、27－30
〇シンパヤック・ハマジム（タイ/HAMA・GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位）

　實方は国内のヒジありルールで次々戴冠してきたテクニシャンでこれまでに4本のタイトルを獲得している。2024年12月の宇佐美 秀 メイソン戦で敗れ負傷したことで長期欠場となり、約半年ぶりの復帰戦を迎える。一方、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位のシンパヤックは、SBのリングではイモト・ボルケーノ、村田聖明に勝利。2024年6月のRISEでは憂也にKO負けを喫した。戦績は140勝（49KO）46敗7分。

　1R、右ジャブを突く實方に対し、サウスポーのシンパヤックは左ストレートをヒットさせて左ミドル。

　2R、蹴り主体の攻めでペースを握るシンパヤックは組んでのヒザ、左ミドル、左ハイ。終盤にパンチを当ててダウンを奪った。

　3R、打ち合いを仕掛ける實方に、シンパヤックは応戦し左ミドル、前蹴りで突き放して決定打を許さない。判定で勝利したシンパヤックは67.5kgの階級で試合をしていきたいとアピールした。

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