義足の元軍人2人がファイト、最後はKO決着！ダウン応酬の激闘が話題に、ロシア・ウクライナ戦争で負傷

2025/10/15（水）UP
（最終更新：2025/10/15 18:22）

　9月20日、ウクライナで行われた戦死傷者へのチャリティー格闘技イベントでは、義足同士の元軍人ファイトが実施された。オープンフィンガーグローブの殴り合いで、激しいダウンの応酬の末、2RにKO決着となった。公開された動画には「真の強さ」「2人とも勝者」と称えるコメントが並んだ。

【フォト＆動画】義足の元軍人2人が、ダウンの応酬！KOの瞬間も

　このイベント『M13 FIGHTS』は、ウクライナの軍人・退役軍人を中心に行われる徒手ボクシング（ベアナックル）大会。
　戦傷からのリハビリや復員支援、また戦没者の追悼・支援を掲げている。

　この試合は、共にロシアとの戦いで、左足を失った元ウクライナ兵同士によって行われた。
　一人は29歳のマクレガー。左太ももから下を失い、SNSを見ると昨年9月に切断を行っている。
　もう一人は31歳のジョン・ウィック。こちらは今年5月に左太ももから下を失った。
　オープンフィンガー着用で、パンチのみルール、3R制だ。

　試合は共にオーソドックス。マクレガーは、ステップを使い下がりながらカウンターを入れる。一方のジョンは大柄だが、まだ義足歴が浅いからか、じりじりと進むのみでパンチを振り回す。

　すると打ち合いの中、マクレガーの右がヒット！ジョンがダウンした。

　また、もみ合いが続き、マクレガーがスリップで倒れ、起き上がれないでいると、ジョンが手を差し伸べ立ち上がることの出来た場面もあった。

　しかし、今度はジョンの強烈左フック！マクレガーが鼻血を出して倒れる。
　その後も殴り合うが、マクレガーはかなりダメージがありそうだ。実況席では「マクレガーの鼻が折れた」と叫んでいる。

　そして2R、フラフラのマクレガーが、それでも殴りかかるが、体格に優るジョンのフック！マクレガーは倒れ、起き上がることができなかった。

　勝利したジョンは「義足を手に入れたのは4週間前だ」とまだ使用歴が浅いことを告白。
 　そして「マクレガーはハンサム・マンだ」と相手を称え、「俺は長い間戦うことが出来なかった。それでもここで戦うことが出来た。戦う男はカッコいいよ、もっとポジティブになろう」とメッセージした。　

　 また、敗れたマクレガーも「手足を失った人たちに見せたいんだ、人生はこんな所では終わらないということを」と同じ仲間らに見せたかったと語っている。

　YouTubeやSNSのコメントには「本当にカッコいい！」「本物のサイボーグみたい」「彼らがリングに上がったという事実自体が、すでに最高の栄誉だ」と称えるコメントが並んでいる。

▶次のページは【フォト＆動画】義足の元軍人2人が、ダウンの応酬！KOの瞬間も

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

ツイート フォロー

●編集部オススメ

・【フォト＆動画】義足の元軍人2人が、ダウンの応酬！KOの瞬間も

・リング外までぶっ飛ぶ衝撃KO！相手動かず…“KO率88％”新星に期待の声

・まさかの氷上で素手の殴り合い、また新しい格闘技か！果たして何の意味が…非難の声も

・これは前代未聞！チョークをかけた腕が骨折、相手のアゴに当たり「ポキッ！」意外すぎるどんでん返し

・“不適切行為”女子スイマー、21歳で妊娠し大きなお腹に！「もうすぐ新しい命に会える」

この記事が気に入ったら
いいね！しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！

Follow @efight_twit

インスタグラムでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！

フォロー

LINEでeFight（イーファイト）格闘技情報を友だち追加しよう！