まさかの氷上で素手の殴り合い、また新しい格闘技か!果たして何の意味が…非難の声も
10月10日、米国で行われた『BKFC Ice Wars』 では、「世界初」の氷上で行う素手ファイトが開催。アイスホッケー選手風のユニフォームを掴み殴り合い、氷上で倒れるKO劇も起きた。
SNSでは驚きの声と共に「この愚行は何だ」と呆れる声、安全への警鐘も上がっている。
北米アイスホッケーでは、”ファイティング”として1対1の素手の乱闘が、戦術の一つとしてルール上許されている。
『Ice Wars』では、その”ファイティング”の部分だけを抜き出し、元アイスホッケー経験者の猛者たちが出場。過去にも大会が行われていた。
それでも過去大会ではグローブ着用で行われていたが、今回は素手ボクシング大会BKFCと共同開催し、グローブ無しでの素手となった。
大会の序盤には女子ファイトが行われ、いきなり氷上に鮮血が飛び散る展開に。氷の上は滑るため、相手を一方の手で掴み、もう片方の手で殴り続ける腕力勝負だ。1R1分(3R制)だが、いきなり最初のRから大流血となってしまった。
メインカードではアイスホッケー”宿敵”同士、カナダの選手とアメリカの選手の対決も。2R、カナダ選手が一方的に右で殴り続け、アメリカ選手は崩れ落ちるKO劇も見られた。
上記の2試合はSNSでも拡散され「全く新しい暴力だ」「全部ドン・フライvs高山だ」「パワースラップ(※平手打ち大会)よりは優れているね」と驚きや皮肉のコメントが並ぶ。しかし「この愚行は何」「また新しい愚行か」と過激化するファイトビジネスに苦言の声もある。
この『Ice Wars』は以前から安全性への懸念の声もあった。
元々のアイスホッケーでも脳震盪や、氷に頭をぶつけて後遺症に苦しむなどの問題は起こっている。『Ice Wars』は、ファイティングに特化したことから、より転倒・脳震盪・裂傷のリスクが高いことが指摘されている。
主催者は「現在のNHL(ナショナルホッケーリーグ)よりも安全な基準や防具で行っている」と主張していたが、グローブを外した素手となり、危険度は高まっていると言えるだろう。
熱狂するファンも多いが、ファイトビジネスはどこまで過激化するのか。
▶次のページは【フォト&動画】氷上の素手ファイトでKO!大流血した顔も
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・”開始9秒”で殴り合い3連発!米vs加アイスホッケー対決が狂気の沙汰と話題「ボクシングを見に来たの?」
・リアル”氷上の格闘技”、流血も!アイスホッケーリンクで闘う「Ice Wars」の初代ヘビー級王者が決まる
・”伝説の柔道家”木村政彦、”一撃の空手家”成嶋竜へ贈った色紙公開!「これは強くなりそう」
・小柄グラマー田辺莉咲子が“割れた腹筋で”100回スクワット!ヒップアップと代謝アップに効果的
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!







