【Krush】齋藤紘也が”打ち合い上等”の激勝、大石昌輝も決勝へ！”最軽量級”上遠野寧吾がド派手なKO勝ち
上遠野寧吾が強烈パンチでダウン奪取！絶大なインパクトを残した
▼第9試合 第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●海凪（RAUSU GYM）
KO 1R 2分50秒 ※右フック
〇上遠野寧吾（POWER OF DREAM）
※上遠野が決勝戦へ進出。
圧巻フックで吹っ飛ばした
海凪は、K-1甲子園2023 東日本予選 -55kg優勝の経歴を持ち、小嶋瑠久が率いるRAUSU GYM所属だ。対する上遠野は名門・POWER OF DREAMの新鋭で、5戦 5勝(3KO) 無敗のファイターだ。
1R、両者ともサウスポーで、パンチを交換。上遠野が豪快右フックをヒットさせて、ダウン奪取。立ち上がった海凪だが、上遠野のパンチをガード越しに食らい、よろけてしまう。上遠野がローを蹴りつつ、左フックをかぶせてダウンを追加、最後はフェイントをかけながら、強烈な右フックで完璧にノックアウトした。
衝撃KO勝ちの上遠野
上遠野が圧倒的な破壊力を見せ付けて、決勝戦へ進出。マイクを持つと、「決勝は安尾選手、サウスポー苦手みたいなんで、1Rで倒します。絶対にベルトを獲ります」とアピールした。
決勝で対戦が決まった安尾もリングに上がり、本日の試合に関して「フックを大振りになるところでよけられてたので、上遠野選手もフックが上手なのでそこを気を付けたいです」との展望を語った。
安尾 瑠輝（左）がパンチ技術を見せ付け、判定勝ち
▼第8試合 第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
〇安尾 瑠輝（K-1ジム心斎橋チームレパード）
判定3-0 ※30-28×2、30-29
●大久保 世璃 （K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER）
※安尾が決勝戦へ進出。
優勝候補の大久保（右）はまさかの準決勝敗退に
安尾は、第3代DEEP☆KICK -51kg王者で、今年8月に渡部蕾にKO勝ちを収めている。対する大久保は、待望の王者獲りが期待される新鋭で、初代Krushフライ級王者・大久保琉唯の実弟だ。
1Rから、ハイスピードバトルを展開する両者。大久保は右カーフや左三日月蹴り、ヒザ蹴りで攻めるが、2Rになると安尾が左右フック、打ち合いで優勢に出る。
3Rになると、パンチとローを連動しながらパワーのあるパンチを見せる安尾。大久保もボディ打ちを混ぜながら対抗するが、近距離ではホールディングとなってしまう。安尾が優勢を印象づける内容で試合を締めくくった。
ジャッジは3者とも安尾を支持、注目選手だった大久保を破って、決勝戦へ進出した。
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