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【Krush】齋藤紘也が”打ち合い上等”の激勝、大石昌輝も決勝へ!”最軽量級”上遠野寧吾がド派手なKO勝ち

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2025/10/25(土)UP

齋藤紘也(左)が”打ち合い上等”の激勝

Krush実行委員会
『Krush.181』
2025年10月25日(土)東京・後楽園ホール

▼第11試合 第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
〇齋藤紘也(K-1ジム川口ブルードラゴン)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
●“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)
※斎藤が決勝戦へ進出。

膝蹴りで応戦する健太(右)

 斎藤は、破壊力抜群の打撃やラッシュを武器に9勝のうち6KO勝ちと決定力がある。

 対する健太は22歳社会人スタートでアマチュア大会で戦績を積み、今年1月には山際和希にKO勝ちを収めている。

 1R、斎藤が左右連打、ストレートでいきなりラッシュ。ダメ―ジを感じさせる健太だが、終盤にはボディ打ち、カーフキック。

 2Rに健太はボディ打ち、アッパーを繰り出すが、斎藤は左右連打をまとめ、打ち合い上等。

対戦が決まった両者

 3R、健太は左ボディ、左フックと打てば、斎藤も右ストレート、左フックとパンチで譲らなかった。

 ジャッジ3者とも斎藤を支持、壮絶な打ち合いを制して大石の待つ決勝へ進出した。両者は今年7月に対戦しており、斎藤がTKO勝ちを収めている。

 斎藤はマイクを持つと、大石に対して「殴り合いしてくれますか?25年最後のKrush楽しみにしていてください」とアピール。リングに上がった大石は、「前回は血だらけにされたので、逆にしてやろうかなと。自分が絶対ベルトを巻きます」とリベンジ宣言した。


大石昌輝(右)が空手仕込みの蹴りで勝利

▼第10試合 第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●山際和希(谷山ジム)
判定0-3 ※3者とも27-30
〇大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※大石が決勝戦へ進出。

山際(左)のパンチと大石(右)の蹴りが交錯する

 36歳のベテラン山際は、第7代Krushウェルター級王者、初代Bigbangウェルター級王者の肩書きを持つ。戦績は72戦と豊富だ。

 対する大石は、JKJO全日本空手道選手権重量級優勝などの経歴を持つ空手家だ。

 1R、山際は得意な右ミドルを中心に攻める。大石はボディへの前蹴り、三日月蹴りを散らしつつ、左ハイを蹴る。

 2Rになると、大石が自ら圧をかけて、前蹴り、左ハイキックを蹴る。山際は右ミドルを随所で返すが、ペースは大石が優勢に。

大石がダウンを奪う

 3R、大石はロー、ミドルやハイと蹴りの手数を出し続ける。終盤、近距離のパンチの攻防から、山際がスリップして倒れたかに見えたが、レフェリーがダウンと宣告した。

 ジャッジは3者とも大石を支持、ベテランの山際を下して決勝進出を決めた。

▶次ページはフライ級王座決定トーナメント準決勝

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