【パンクラス】“無敗ホープ”時田隆成がフライ級新王者に!バンタム級暫定王者は激闘を制した宮城成歩滝、BD騒動の濱田巧は逆転一本勝ち
▼第11試合 フェザー級 5分3R
●遠藤 来生(Power of Dream Sapporo)
判定0-3 ※27-30×2、26-3
◯三宅 輝砂(ZOOMER)
元フェザー級王者の三宅の復帰戦。三宅はパンクラス王者として、昨年9月の『RIZIN51』で高木凌と対戦するも判定負け。結果を受けて、王座を返上し、一時は現役引退を表明していた。復帰初戦の相手を務めるのはランキング10位の実力者・遠藤。激闘必至の戦いだ。
試合は1Rから三宅は強いプレスで鋭いジャブ、前蹴りを突き刺し、遠藤が距離を詰めると、打点の高いヒザ蹴りをヒットさせる。遠藤がタックルに聞けば、素早いスプロールでタックルを切り、すぐにアナコンダをセットする。当て感の良い三宅のフックで遠藤がダウンする場面も。
いつKOフィニッシュが起きてもおかしくないほど、三宅ペースで試合が進むが、タフな遠藤はギリギリの所で生き残る。
しかし3R、遠藤が反撃。圧力を強めジワジワと前進、三宅がサークリングしながら打ち合いを避ける場面が。終盤、一発逆転を狙う遠藤が強い圧力で三宅を追い続けた。
判定3-0で三宅に軍配。復帰戦で見事な完勝劇をみせた。
大会中に、第8代ライト級キング・オブ・パンクラシストのアキラ(39=武蔵村山さいとうクリニック/ALMA FIGHT GYM PUGNUS)の引退セレモニーが実施された。
アキラはケージインし、マイクを持つと家族や支えてくれた関係者に感謝の弁。最後に「本当に幸せな格闘人生だった。思う様に行かないこともあったが、今振り返れば本当にそう思います。皆様、ここまで私アキラを応援していただき、本当にありがとうございました」と頭を下げた。
惜別の10カウントゴングが鳴らされ、名前がコールされると、アキラは四方へ挨拶。最後は師匠の石渡伸太郎もケージインし、有終の美を祝福した。
アキラは日本体育大学在学中、五味隆典に憧れて久我山ラスカルジムへ入門。10年4月に修斗でプロデビューを果たし、13年から主戦場をPANCRASEへ移した。
強靭なフィジカルと闘志あふれるファイトスタイルで数々の激闘を展開し、ベラトールで活躍したヒカルド・チルロニにも勝利。キャリア中盤からは、第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎に師事し、さらなる飛躍を遂げた。
22年9月大会では、松本光史とのライト級暫定王者決定戦をTKO勝利で制し、暫定王座を獲得。続く23年4月、正規王者・久米鷹介との王座統一戦では、5Rに及ぶ死闘を制して第8代ライト級キング・オブ・パンクラシストに輝いた。
RIZINにも4度参戦し、阿部大治、鈴木琢也仁らから勝利を収めるなど、その実力と存在感を示した。最後の試合は24年3月のパンクラス王座初防衛戦。雑賀“ヤン坊”達也にKOを喫した。通算MMA戦績は34戦19勝11敗4分。
現フライ級クィーンオブパンクラシストの杉山しずか(39=リバーサル新宿me, we)がケージイン、なんと現役引退を発表した。
杉山はマイクを持つと「私、杉山しずかは引退を決意しました。2008年にデビューしてから32戦行いました。パンクラスという歴史ある団体で2度もベルトを巻けました。まだまだやりたい気持ちはありますが、これからの世代に託す気持ち、私がこれから新たな挑戦に歩むためにもここで区切りをつけたいと思います」と、引退への気持ちを明かした。
9月開催の立川大会で引退セレモニー&エキシビションマッチを行う見通しだ。
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