立っても寝ても独特のチョーク離さず失神一本勝ち!新王者になったソウザのこの技は?
9月27日(日本時間)のアイルランド・ダブリンで開催された『Cage Warriors 210』メインイベントのミドル級タイトルマッチにて、挑戦者のグスタボ・ソウザ(ブラジル)がパディー・マッコリー(アイルランド)に1R一本勝ち。新王者に輝いた。
【フォト&動画】立って仕掛け、寝てトドメを刺す!衝撃のチョーク失神
ソウザはブラジル出身の寝技の実力者。「ジョーンズ」の異名を持ち、長い手足を活かした変幻自在のグラップリングを得意とする。アウェイの逆境をもろともせず、今回キャリア最大のビッグチャンスをモノにした。
対するマッコリーは地元アイルランドの熱狂的なファンの支持を集める絶対王者。190cmを超える恵まれた体躯とタフな打撃・寝技を併せ持ち、Cage Warriorsミドル級の頂点に君臨していた。
マッコリーの防衛戦の相手は元々、イタリア強豪のジュリオ・スパダッチーニだったが、直前の負傷で欠場。10日前の緊急代役でソウザに白羽の矢が立った。下馬評は圧倒的にマッコリーが有利だった。
試合は1R開始すぐ、ソウザが一瞬の隙を見逃さず組み付くと、立った状態のままマッコリーの首と脇の下へ自身の腕を深く滑り込ませダースチョーク!タイトなクラッチを組み絞め上げたが、マッコリーが必死に逃げようとすると、ソウザはそのまま引き込むようにグラウンドへ。ソウザはさらに絞りあげると、マッコリーはタップをせずに失神。気づいたレフェリーが試合を止めた。わずか1分2秒と62秒の秒殺劇、地元英雄のまさかの一本負けに会場は騒然となった。
ソウザが歴史的なアップセットを完遂した必殺技は、「ダースチョーク(D’Arce Choke)」と呼ばれる変型のフロントチョークだ。ダースチョークはグラウンドでの攻防から狙うのが一般的だが、ソウザはなんとこれをスタンディングの状態でクラッチを仕掛け、そのまま引き込むようにしてフィニッシュ。「立って仕掛け、寝てトドメを刺す」という、一瞬の淀みもない一連の超高等テクニックだ。
試合前の下馬評をすべて引っ繰り返したこの必殺のテクニックは、ソウザに王者のベルトだけでなく、世界的注目を与えた。
『Cage Warriors 210』
2026年9月27日(日本時間)アイルランド・ダブリン
▼ミドル級タイトルマッチ
●パディー・マッコリー(アイルランド)
一本 1R1分2秒 ※ダースチョーク
○グスタボ・ソウザ(ブラジル)
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