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【ボクシング】藤本京太郎が56年ぶり日本ヘビー級王者に

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2013/07/25(木)UP

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角海老プロモーション
「KAMIKAZE 2」
2013年7月25日(木)東京・後楽園ホール

▲藤本(右)が右ストレートでTKO勝ち、56年ぶりに復活した日本ヘビー級王座に就いた

▼メインイベント 日本ヘビー級王座決定戦 3分10R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/日本ヘビー級1位)
TKO 6R2分59秒 ※レフェリーストップ
●オケロ・ピーター(ウガンダ/緑ジム/日本ヘビー級2位、元OPBF東洋太平洋ヘビー級王者)
※藤本が第2代日本ヘビー級王座に就く。

 56年ぶりに復活した日本ヘビー級王座を懸けて、藤本とオケロが激突した。日本ヘビー級王座は1957年に誕生したが、挑戦者が現れず以後はランキングも消滅。2011年に初代ヘビー級新人王の誕生、K-1からボクシングに藤本が転向したことなどを受けて2012年にランキングが復活し、今回の王座復活となった。

 元K-1ヘビー級王者の藤本と対戦するオケロは、2006年に日本のジム所属選手としては初めて世界ヘビー級王座に挑戦したことがある選手であり、元OPBF東洋太平洋ヘビー級王者。藤本の約250人の応援団が歓声を上げる中、ゴングが鳴った。

 1R、両者ともにジャブを出し合う。藤本は頭を左右に振り、右ボディも放つ。初回は両者とも慎重な立ち上がり。

 2R、ジャブをボディに当てていく藤本。ジャブを突き合う中、藤本の右フック、右ボディが入る。

 3R、ジャブで前に出るオケロに藤本は頭を振ってジャブをかわし、ボディを叩いていく。藤本はフットワークを使って距離を取り、オケロが前に来るところへ左フック。

 4R、ジャブ以外目立ったパンチがないオケロに、藤本は左右のボディブロー。そして右フック。パンチを当ててはフットワークを使って素早く離れる藤本。それを追うオケロ。

 5R開始早々、藤本が右ストレートをヒットさせる。さらに左右ボディ。フットワークでオケロのパンチをかわし、ジャブを突き刺す。

 6R、ジャブ&フットワークで主導権を握る藤本。左ボディフックが何度も決まり、右ボディストレートも突き刺さる。藤本の右ストレートで動きが止まったオケロに、藤本が左フックからの右ショートストレートでダウンを奪う。

 立ち上がったオケロに藤本が襲い掛かり、連打からの右ショートストレートでオケロが倒れる。レフェリーは即座にストップし、藤本のTKO勝ちが決まった。

 56年ぶりに蘇った日本ヘビー級王座のベルトを巻いた藤本はリング上で男泣き。「僕にはこんなに応援してくれる人がいて、本当に嬉しくて。ありがとうございました。今までで一番プレッシャーがあったし、勝たないといけない試合だったので今までで一番嬉しいです」と声を振り絞った。

 控え室では「ヘビー級なのにお互い足を使ってジャブを打ち合った。こういう試合が出来るんだというレベルの高いところを見せたかった」と、藤本はジャブの突き合いを挑んだ理由を明かす。

「これは僕のために作られたベルトですから僕が巻かないと。K-1とボクシング両方のベルトを獲ったのは僕だけです」と胸を張った藤本は、次の目標はOPBF東洋太平洋ヘビー級王座を獲得することだと語った。


▲高野(右)が長いリーチから繰り出すパンチで2連勝を飾った

▼セミファイナル 女子116ポンド(52.6kg)契約 2分4R
○高野人母美(たかの・ともみ/山上ボクシングスポーツジム)
判定3-0 ※39-37、40-36、40-36
●ヨッカオ・ローエイシティジム(タイ)

“モデルボクサー”として注目度が高く、今回異例のセミファイナルへの抜擢となった高野。今年4月にプロデビュー戦をわずか32秒でのKO勝利で飾り、今回2戦目に挑む。対戦相手は7勝(1KO)6敗の戦績を持つヨッカオ。高野が身長177cm、ヨッカオが163cmで高野は身長差とリーチ差を活かしたいところだ。

 1R、前に出て長いリーチからのワンツーを放つ高野。ヨッカオは下がり、左フックを打ち返すがパンチは届かない。

 2R、ジャブで前に出る高野だが、両者ほとんどパンチを出すことなくこのラウンドを終える。3Rも同じ展開。4R、ヨッカオが打ち合いに出て高野も応じる。高野の左右ボディ、左右フック。ヨッカオはガードを固めて防戦一方になる。

 判定3-0で高野がデビュー2戦目も勝利したが、試合内容に不満顔。「納得のいく試合ではなかったです。もっと手を出そうと思ったんですけれども、出しづらかったです。必死でした。余裕がありませんでした。これからも一戦一戦勝つようにします。申し訳ないです」と、観客に頭を下げた。

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