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【K-1】黒田斗真、無敗の壬生狼を左ストレート秒殺KOで優勝

2021/05/30（日）UP

トーナメント優勝を飾った黒田

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ～K-1バンタム級日本最強決定トーナメント～』
2021年5月30日（日）神奈川・横浜武道館

▼第16試合　K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
●壬生狼一輝（日本／力道場静岡）
KO　1R 0分31秒　※左ストレート
◯黒田斗真（日本／K-1ジム心斎橋チームレパード）

左ハイキックを放つ黒田

　壬生狼は昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、今年3月に無敗のままKrushバンタム級王者に。記者会見などでのプロレスラー・大仁田厚を意識した口調も注目を集めている。1回戦は野田蒼、準決勝は大村修輝との接戦を制して決勝に進出した。

　対する黒田は破壊力あるパンチを武器に、20年10月よりスタートしたKrushバンタム級王座決定トーナメントでは優勝した吉岡ビギンと熱戦を繰り広げて今回のトーナメントに参戦（判定負けも善戦）。1回戦は長身の池田幸司を相手に、左のヒザ蹴りで衝撃TKO勝利を飾っている。準決勝は、松本日向に2度のダウンを奪って完勝。決勝に進出した。

壬生狼を倒す黒田

　1R、黒田はサウスポーで距離を作って立ち、そこから踏み込むと鋭い左ストレートで打ち抜き壬生狼がダウン。壬生狼は2試合のダメージもあったか立ち上がれず、黒田の勝利、トーナメント優勝となった。

　黒田はマイクを取ると「K-1ファンのみなさん、こんにちは、はじめまして。僕がどん底に落ちたところから支えてくれた代表、そしてお母さん、ありがとうございます。魔裟斗さんや武尊選手のようなスター性のある選手になれるかは分かりませんが、僕なりのやり方でK-1を盛り上げていこうと思うので、これからも黒田斗真をよろしくお願いします」と挨拶。