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【UFC】女子タイトル狙うアルダナが、流血パウンドのTKO勝利

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2021/07/11(日)UP

WME-IMG
『UFC 264』
2021年7月11日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ

▼女子バンタム級マッチ 5分3R
○アイリーン・アルダナ(33=メキシコ/同級4位)
TKO 1R 4分35秒
●ヤナ・クニツカヤ(31=ロシア)

アルダナが剛腕で流血させ1R TKO勝利(UFC Twitterより)

 UFC世界女子バンタム級4位のアルダナは打撃が得意で12勝(6KO/3一本)と高いフィニッシュ率を誇る。対するは元Invicta FC世界バンタム級王者。UFC世界女子バンタム級ランキング5位のクニツカヤの一戦。

【動画】アルダナがTKO勝ち、クニツカヤが流血の映像

 昨年10月、元同級王者のホーリー・ホルムに敗れたアルダナ、勝てばアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦かと言われていたが敗北、この試合に勝てば再びタイトル戦かとも思われたが、昨日計量で61.2kgリミットのところ、2.1kgオーバー、タイトル戦以外は1パウンドオーバーまで許されているので、それを含めても1.58kgオーバーとなった。相手に30%のファイトマネーを提供することで今回の試合が成立した。この試合の内容がよほど良くないとタイトル戦には届かないだろう。対するクニツカヤはUFC2連勝中だ。

 試合は序盤からクニツカヤが前に出てパンチからミドルキック、後ろ蹴り、組んで肘とアグレッシブに攻める。アルダナはクニツカヤが前に出ながらパンチを打つタイミングでカウンターのジャブを顔面に叩き込む。クニツカヤは鼻から出血。そして左フックでダウンを奪い上からパウンドの連打。マットにしたたる血、レフェリーが試合を止めた。

 勝利したアルダナは「体重超過は初めてだった。試合を受けてくれたヤナの陣営に感謝します。いかなる状況でも勝てるようにあらゆる練習をしてきました。レスリング、ボクシング、ストライキング、総合的な練習ができるチームが揃っています。焦らず一歩一歩、いつかはチャンピオンになろうと思っています」とベルトへの意気込みを語った。

※この大会の全試合結果はこちら

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